作者 : 東直輝
恐竜(ドラゴン)×霊長類(ヒト)!時を超えた共演(バディ)。種を超えた共闘(タッグ)。虚々実々のスパイアクション開幕!!!第二次世界大戦前夜ーーー恐竜と霊長類は密かに邂逅し連帯する。日米開戦と時を同じくして、姿を消した「北京原人」の化石をめぐり、スパイ養成機関、中野学校の元エリート・銃三と、20世紀まで生き延びた「直立恐竜」ダンテが奇想天外な謎に切り込んでいく。
恐竜(ドラゴン)×霊長類(ヒト)!時を超えた共演(バディ)。種を超えた共闘(タッグ)。虚々実々のスパイアクション開幕!!!第二次世界大戦前夜ーーー恐竜と霊長類は密かに邂逅し連帯する。日米開戦と時を同じくして、姿を消した「北京原人」の化石をめぐり、スパイ養成機関、中野学校の元エリート・銃三と、20世紀まで生き延びた「直立恐竜」ダンテが奇想天外な謎に切り込んでいく。
山田風太郎が「騙」りきる、無二の明治ここに完結!明治10年、西郷隆盛がついに明治政府に反旗を翻す!維新随一の立役者による叛乱が日本全土を揺るがす中、大警視・川路利良は、かつて固い絆を結んだ西郷を討つべく警視庁内に「抜刀隊」を結成。腕に覚えのあるポリス達が参戦する中、主人公・千羽兵四郎の身にも大いなる転機が訪れる。時代という奔流に「剣なき時代を生きる剣士達」の人生もまた否応なく呑み込まれていく。最終章「泣く子も黙る抜刀隊」編、完全収録!!
帝都を揺るがす「煉瓦の密室殺人」。その被害者は、明治政府、重鎮中の重鎮・井上馨の腹心だった!!怒り心頭に発した井上は現場となった「のぞきからくり」小屋の興行主こそ下手人として、小屋自体を取り壊すと息巻く。一触即発の事態に、警視庁の面々もそして主人公・千羽兵四郎も意を決し行動を開始する。「推理物」が「大活劇」へと変貌する「幻燈煉瓦街」編ついに大団円!
「煉瓦の密室殺人」が帝都を震撼させるーー開化の象徴とも言うべき銀座の「煉瓦街」。明治期の最先端をいく街で、まるで江戸の魍魎が成したかのような「密室殺人」が巻き起こる。しかも現場は明治新政府の「罪」を暴き立てて評判を呼ぶ「のぞきからくり」の小屋の中だった!奇っ怪な猟奇事件を前に、ポリスはもちろん、我らが千羽兵四郎も一肌脱ぐことに。ミステリの香り高い一篇「幻燈煉瓦街」編、ここに開幕!!
元・同心、千羽兵四郎は、幕末「死に場所」を見いだせなかった我が身を噛み締め、元・新選組、斎藤一こと藤田五郎は、いまだ胸で燻る永倉新八の追憶に眠れぬ夜を過ごしていた。維新後の世を生きる「剣士」二人は、禁断の「真剣勝負」を求め、導かれるように明治に許された唯一の戦場(いくさば)--「撃剣会」へと赴く。剣なき時代を生きる剣士達の物語はいよいよクライマックスへ!
警視庁が画策した「撃剣会潰し」に激高した撃剣会は「剣なき時代の血闘」--「兜割り」対決を申し込んでくる!剣士VS.ポリスの対決に、全帝都が注目する中、藤田五郎巡査(こと斎藤一)は新選組時代の永倉新八をしきりと夢に見るようになる。かたや千羽兵四郎は見失った「剣の道」を自らが再び見出さんとしていることに気付く。千羽・藤田ふたりの「剣士」が行きつく先は?
剣なき時代を生きる「剣士達」の物語は続く。明治の世を生きる元・侍が「剣の道」を繋がんと始めた剣戟興行「撃剣会」と、その撃剣会潰しのため警視庁が密かに仕立てた、お色気重視の「女剣会」。その鍔迫り合いは、日に日に熱を帯びていく。波乱必至の「残月剣士伝」編に加え、明治を生きた、稀代の浮世絵師・落合芳幾と月岡芳年の人生が『警視庁草紙』の物語と交錯する無二の外伝ーー「異聞・浮世絵草子」も完全収録!!
剣なき時代を生きる「剣士達」の物語がーー今、始まる。維新後、剣と共に「誇り」をも奪われた侍達ーーその鬱憤は、日本各地での士族叛乱を引き起こしていた。同時に、帝都では元・剣士が新たな「剣の道」を探るべく、剣劇興行「撃剣会」を旗揚げ、人気を呼ぶ。かたや、警視庁を率いる川路利良は「来るべき刻」に備え、あらためて剣の使い手を結集せんと動いていた。剣なき時代の剣士達の想いが交錯する「残月剣士伝」ここに開幕!