作者 : 松原利光
テムズ河沿いで発見されたセバスチャン・モランの首なし死体を巡り、ジエンのもとに古巣・磁刀会から刺客が放たれる。事件の捜査に乗り出すリューイとホームズだったが、その背後に“モリアーティ”という人物の名前が浮かび上がり…!?
戦場帰りの元軍医、ジョン・H・ワトソンと出会ったホームズ。同居人を探すホームズはワトソンと行動を共にするが、そんな彼らの前に奇怪な“落とし物”が現れる。一方、リューイはベイカー街の浮浪児たちに起こる異変に気付き始め…!?
サーカスの劇場内で発見されたのは、ライオンに喰い殺された座長の死体だった。犯人の冤罪をかけられた軽業師の少女・アビーは、ベイカー街へ走りリューイ達に助けを求める。一方、ホームズの背後では怪しき陰謀が動き始め…!?
突如現れた武闘派の少年・ジエン。彼の目的は、仲間の殺害現場を目撃した少女を捕獲して連れ帰ることだった。少女を救うべく真相を追い始めるリューイと、依頼を受け事件に参入するホームズ。だが、そんな彼らの前に中国マフィア“磁刀会”が立ちはだかる──。
19世紀末ロンドン。路地裏で浮浪児として暮らす少年・リューイは、とある殺人事件をきっかけにひとりの探偵と出会う。探偵の名は、シャーロック・ホームズ。リューイは下層階級を顧みないホームズを憎みながらも、犯罪と陰謀が渦巻く魔都ロンドンの浮浪児たちを救うため、彼のもとで“猟犬”として働くことを決意する。少年たちの地下街ミステリー叙事詩、開幕!
鉄二朗たちが降り立ったヴァイキングの島。砲弾降りそそぐその地は、皇帝・ナポレオンの侵略を受けていた。ドラの過去も明らかになる中、一行は新たなる敵へと戦いを挑む。
スパルタカスとの死闘を終えた鉄二朗は、再び野良団と合流を果たす。新たな仲間も加え、一気にローマ軍の本営へと乗り込む一行。そんな彼らの前に、宿敵・カーラが降臨する。さらに、鴉の面を被った謎の男まで姿を現し…!?
蘇りをかけてカーラの砦へ侵入した鉄二郎と野良団。精鋭のローマ死戦士たちによる監視をかわしながら、世界樹の麓へあと一歩のところまで辿り着く。だが、そこで彼らが目にしたのは思いもよらぬ光景だった──。
神々の最終戦争に向けた戦士の修練場だったヴァルハラは、上級ワルキューレ・カーラとその手下であるローマ死戦士団により支配、私物化されていた。強大なローマ死戦士団を倒すために必要な仲間。その候補となる英雄は、鉄二朗の不倶戴天の敵で…?
元寇を生き延びた鎌倉武士・相馬鉄二朗は気が付くと見知らぬ場所にいた。彼を連れてきたという少女・フリストから、ここは死んだ戦士の魂が集う館・ヴァルハラだと言われ…。北欧神話の修羅の館に放り込まれた鉄二朗は、生き返るために様々な時代の「死戦士」たちと戦うことに!?
3階級制覇の世界王者・デイヴィッド・カーンとのエキシビションに臨むリク。決戦の地は、イギリス。セコンド陣営には、帰国した所沢京介も加わった。“世界"を目指したリクの道、結末は…!? 「勝って帰ってくるよ…皆のために」
椿VSカーンの世界戦後、次に戦う理由を見出せないリク。そんな中、「人殺し」との誹謗中傷がネットに広がる。失意のリクに、ボクシングを始めたきっかけの人・江原先生の近況が知らされ…!? 「ボクはリングを降りたいよ!」
リクvs兵動、宿命の再戦の舞台は、東洋太平洋(OPBF)を賭けたタイトルマッチ! 壮絶な攻防の末、覚醒した兵動に対し、朦朧とした意識の中、何とか4Rを凌いだリク。運命の第5R、リクは己のボクシング道を賭け、立ち向かうーー。そして、辿り着いた結末とは…!!?
ボクシングを始めた時からの夢だったOPBF(東洋太平洋)のベルト。そして王座を賭けたその相手は、兵動楓。最高の舞台が整い、リクは一世一代の試合に臨む!! 一方、突如舞い込んだ母親の行方。余命半月と知らされたリクはーー!?