作者 : 森沢明夫
「2巻が待ち遠しい!」「絵が期待通り!」「切なすぎて胸が締め付けられる」など、読者からの反響続出! 「余命宣告を受けた彼氏からあなたを奪っていいですか?」出会いと別れ、過去と未来──それぞれの想いが交錯する、切なくも温かいラブストーリー 【目次(全6話)】 第07 話 ひとりで見る虹 第08 話 奪っちゃえば 第09 話 悲しい青空 第10 話 幸せの天才 第11 話 明るい海 第12 話 ごめんね
30万人を泣かせた『虹の岬の喫茶店』のコミック版で大反響を呼んだ森沢明夫(原作)&天沼琴未(漫画)のコンビが贈るコミカライズ第2段! 実写映画化!9月公開決定! 自分の人生を愛せないと嘆くなら、愛せるように自分が生きるしかない。他に何ができる? 子供の頃のトラウマを抱えたまま、控えめな大人へと成長した立花明海。ある日、愛猫の死をきっかけに「幸せの天才」大滝あかねと運命的な出会いを果たす。明海は、明るく無邪気なあかねに惹かれていくが、しかし、彼女の笑顔の裏側には、逃れられない絶望が隠されていて……。出会いと別れ、過去と未来──それぞれの想いが交錯する、切なくも温かいラブストーリー。
父娘の愛に泣ける!原作本にはない書き下ろし『レット・イット・ビー』を収録。 【収録内容】 夢に破れ、離ればなれになったバンド仲間。本当の気持ちを伝えられない父と娘。孤独に打ちひしがれた岬カフェの店主。それぞれの人生に優しい光が射し込む感涙の物語── ■第5章 サンキュー・フォー・ザ・ミュージック 青春時代のバンド仲間と再び演奏することを夢見て、ライブハウスを建てた浩司。しかし、ヴォーカルのショーとの間には、あるわだかまりを残したままだった。いよいよライブ当日、果たしてショーは現れるのか……。 ■第6章 レット・イット・ビー 母を亡くし、父と二人暮らしを続ける志帆。父は「早く結婚して家を出ろ」と急かすが、志帆はそれに反発。父の身体には脳梗塞による麻痺があるのだ。互いを想うがゆえに心がすれ違ってしまう父娘の愛の物語。 ■第7章 岬の風と波の音 亡き夫を想いつつ、カフェを続け、多くの人々の心を癒やしてきた悦子。しかし、自らの心だけは癒やせずにいた。ある嵐の夜、孤独に耐えかねた悦子は、店を畳もうと決意するが、その翌朝、岬に奇跡が……。
単行本だけの特別編、コタローのおまけマンガ「きみとのおもいで」収録。 家族も財産も失い、泥棒へとなり下がった男。十年越しの淡い恋と転勤に想い悩む老紳士。岬の小さな喫茶店で、心と言葉が交錯し、彼らの未来に希望の光がさし込む──。 ■第3章 ザ・プレイヤー 不況の波に飲まれ、仕事と愛する家族を失い、人生に絶望した「元・研ぎ屋」の男は、自身が研いだ包丁を手に、深夜、岬の喫茶店に忍び込む。しかし、あっさり店主の悦子に見つかってしまい……。一杯のコーヒーと音楽、そして悦子からのプレゼントに「泥棒さん」の心は打ち震える。 ■第4章 ラヴ・ミー・テンダー 岬カフェの店主・悦子に想いを寄せる常連の老紳士「タニさん」は、悦子の誕生日に月の土地の権利書と天体望遠鏡をプレゼントする。しかし、悦子の心には、いまは亡き夫と、夫の描いた虹の絵が寄り添っていた。互いを思いやる言葉が、二人を擦れ違わせて……。切なくも美しい、大人の別れの物語。 ■巻末おまけマンガ きみとのおもいで 岬カフェの看板犬として読者から人気の高いコタローと店主・悦子の出逢いを描いた、原作にはない感動のオリジナル短編ストーリー。
森沢明夫著「虹の岬の喫茶店※」がコミック化!心揺さぶるヒューマンドラマを美しく優しいタッチで描く。 第1 話、第2 話「アメイジング・グレイス」 妻を病気で亡くした克彦と4 歳の娘・希美。悲しみが残る二人だけ の日常。ある日、空にかかった虹を追いかけるうちに、とある岬の喫茶店を見つけたのだった。 第3話、第4話「ガールズ・オン・ザ・ビーチ」 夏、就職活動で悩む今泉健はガス欠のバイクを押して、岬の喫茶店にたどり着く。そこでの出会いが彼の心を動かす。“ 夏と恋と『ガールズ・オン・ザ・ビーチ』はセット売り”