作者 : 森高夕次
今季の登板数は31試合で、4勝4敗2セーブ。ホールド数は20。昨季より大きく成績を伸ばし、シーズン終盤の優勝争いでは大車輪の活躍をした夏之介。今季の年俸は1800万円だったが、契約更改でその年俸はどこまで上がるのか? そして夏之介は契約更改の席で、提示額から上積みを勝ち取るためのある奇策に出る! 「実況アナウンサーの日常」前編 「実況アナウンサーの日常」中編 「実況アナウンサーの日常」後編 「契約更改」前編 「契約更改」中編 「契約更改」後編 「もうひとつのゴールデンルーキー」前編 「もうひとつのゴールデンルーキー」後編 「2年になったナッツ」
シーズンも終わり、12月。でもこの12月こそ球界が激しく動く時期なのだ。夏之介の周りでも、戦力外通告を受け引退する選手、他球団へトレードになる選手など様々。そんななか、夏之介とも縁が深いあの人が戦力外通告を受け、トライアウトに挑戦することに…! 「ココだけのおハナシ」 「さびしい季節」 「戦力外通告!」 「ファン感謝デー」 「ナッツの身体能力」
エースの発熱により急遽、先発を任された夏之介。でもコレ実は、「奇襲」の形を借りた夏之介の「先発テスト」だった! 今シーズン、便利屋的に使われながらも好成績を残してきた夏之介が、投手としてひとつ上のステージに上がるチャンス。そしてそれを自覚する夏之介。「便利屋」を卒業し「先発ローテーション投手」となることができるのか…!? 「便利屋卒業?」 「やったぜベイビー」 「抜擢! ナッツ投手」
華やかなりしプロ野球の結婚事情。神宮スパイダースのエースはなんと女子アナと結婚! 他のチームメイトもデルモやらスッチーやら……。さて、年俸1800万円の夏之介、お目当ての女性のために足しげく通っている場所が……。ヒントは、唐揚げチャーハン!? 「教師or反面教師?」 「高卒と大卒」 「投げるタマがない!」 「コドクなグルメ」 「ナッツ」
プロ入り8年目で年俸1800万円の中継ぎ投手・凡田夏之介。対戦相手の年俸チェックをするたびに気になるのは、「倍数」! セ・リーグには夏之介と1歳違いで10倍もらってる選手が一人だけいる。その選手は、試合前にもかかわらずクラブで豪遊&朝までチャンネーはべらかしていて……俄然意識しちゃうんです!! 「プロになれなかった男」 「安全な株・危険な株」 「倍数」 「二軍なのに一軍」 「球場までの通勤事情」 おまけ漫画
「プロ野球は人生の縮図」と言う人がいるが、そんなことはない! トンデモナイ成果主義による年棒。同じユニホームを着ていても、そこにはトンデモナイ階級がある! 現在8年目、中継ぎ投手としてなんとか1軍にいる主人公・凡田夏之介はそんなトンデモナイプロ野球界で生き残れる!? 下は240万円から、上は数億まで。格付けが、年俸によって完全に決められている超格差社会・プロ野球。凡田夏之介は高卒でプロ入りした8年目の中継ぎ投手。左腕でサイドスローという一風変わった武器と、全球団の1軍選手の年俸をソラで言えるという不思議な特技で、厳しい世界を必死でサバイバる! 「僕の職場」の巻 「谷間」の巻 「習性」の巻 「ともだち」の巻 「県人会」の巻 「引退へのレール」の巻