作者 : 横山光輝
三国志(4)三国志(4)
宮廷内は何進と十常侍の争いが続いていた。これに便乗した董卓は大軍を洛陽に入城させ、朝廷を力でおさえこむ。大宴会の席上、董卓は今の帝を廃して陳留王を立てようと呼びかけるが、一人荊州の丁原が異を唱える。丁原の養子で天下無双の呂布を名馬「赤兎」をえさに手に入れた董卓は、丁原を始末させる。董卓の暴虐が始まると曹操が動いた。
三国志(3)三国志(3)
人々を苦しめた黄巾の乱が平定され、都の洛陽では連日お祭り騒ぎが続けられていた。しかし最も戦功をあげた玄徳には、権力を牛耳る十常侍に賄賂を贈らなかったため、田舎の警察署長の官職しか与えられなかった。この地で賄賂を要求してきた巡察官を張飛が叩きのめす。玄徳は天下万民のために立ち上がろうと官職を捨て放浪の旅に出る。
三国志(2)三国志(2)
玄徳・関羽・張飛の三人は、義勇軍を結成し黄巾賊討伐に出陣する。初陣の大興山では数万の黄巾賊を一蹴、大戦果を収めた。義勇軍は青州城を救援し、さらに玄徳の幼少時代の師・盧植が指揮をとる広宗にむかった。盧植の頼みで出陣した玄徳は、火攻めの計で黄巾賊を打ち破る。玄徳はこの地で終生のライバル、曹操と運命の出会いを果たす。