作者 : 横幕智裕
唯織を良く思わない医師の奈良に、唯織の隠し事が知られてしまう。奈良は診療部長の鏑木に、唯織が医師免許を持ちながら技師として働いている事を暴露。放射線科の面々は、唯織の医師免許所持に驚き、困惑するが…!?
激戦の都大会決勝も決着へ! 翠の突破から獲得したPK。入れば同点の絶好機に、光が放ったシュートの行方は…? そしてアカシヤSCは、全国大会への切符を掴めるか…!?
都大会決勝の相手・練馬ウイングSCは最強のカウンター集団。新加入の快速女子FW・希子にはこの大会に懸ける並々ならぬ想いがあり…。しかし、負けられないのはアカシヤSCも同じ。全国へ向け、運命の一戦キック・オフ!
診療部長の鏑木は、放射線科がまとまりつつあることを感じ、キーマンとなっている唯織を呑みに誘う。一方、唯織を良く思わない医師の奈良は、唯織の経歴を調べまわっていた。そんな中、膝痛で入院している患者の画像報告をめぐり、唯織と奈良は大きく衝突してしまい…!?
ある日の甘春総合病院。強まった雨が夜には暴風雨になり、転倒した人などが救急外来に押し寄せていた。その日の放射線科の当直はたまきだったが、勤務延長で残った唯織と共に、数々の検査をこなしていく。しかし手術の必要な患者もいて、病院は大忙しに!! そんな中、たまきは頭痛で来院した市川の様子に疑問を抱くが…!?
開幕する小学生最大の大会・JSAネーションズカップ。優秀な選手が揃い、昨今の雪辱を果たすべく優勝を狙うアカシヤSC。しかし、試合は予期せぬ展開でチームに亀裂が走り…?
杏とのすれ違いで傷心の唯織はひとり旅に出たが、旅先で出会った人々を通じて、杏と向き合う決意をして、帰京する。一方、甘春総合病院にはヨガインストラクターの遥が不調を訴え来院。職業柄、体型の維持には気を払い、摂生をしているのに腹部の肉が落ちづらいことを悩んでいたが、精密検査の結果、意外な原因が明らかに……!?
Aチームに昇格して、初の練習で早速洗礼を受けた翠は、壁を乗り越えるために健太と共に自主練に励む。その中で、相当な実力を持ちながらCチームだった健太の知られざる事情に触れ…。
アカシヤSCとの練習試合で才能の片鱗を見せ、Cチームの吉崎コーチから勧誘を受けた翠。順風満帆に思えたが、監督に入団の条件としてAチームとのテストマッチで結果を出すことを課せられる。圧倒的な実力のAチームを前に、翠が見る景色は果たして…?
甘春病院の放射線科を探る週刊誌の記者が現れた。その目的とは…!? 一方、札幌出張で煮え切らない態度の唯織にやきもきしていた杏は、唯織への当て付けのように、辻村との食事をOKしてしまう。傷心の唯織は、ひとり旅に出るが……!?
あんたの夢は何だった? 理想の自分になれたか? しがないサラリーマンの天野仁輔はある日、妻から離婚を切り出される。息子である翠と共に残された二人は、サッカーをきっかけに新たな人生の門出を迎える。
放射線科の悠木の研究が、札幌で行われる国際交流医学学会のオーラルセッションに選ばれた。小野寺の計らいで裕乃が勉強のため、出張扱いで学会に参加することになり、唯織が同行を申し出る。一方、杏も鏑木の勧めで、学会への出張が決まり…!?
放射線科の技師・小野寺の行きつけの焼き鳥屋「めじろ屋」の店主・黒川祐司は、小野寺の勧めで「ばね指」の検査のため甘春病院へやって来る。指のレントゲンのついでにと軽い気持ちで肺の検査も行った祐司だったが、結果は思いもよらないものだった!?
7歳の女の子への、小児心臓CT検査を行うことになった放射線科の面々。しかし我が子への被ばくの心配をする母親に検査を拒否されてしまう。母親からの厳しい言葉を受けたたまきはかつての苦い記憶を思い出す。それは幸せな結婚生活に訪れた一つの悪夢で──。
唯織が甘春総合病院に来て以降、放射線科内の杏と技師達の関係は、少しずつ良い方向へ向かっていた。しかし科長の鏑木は放射線科内で自分の存在感が薄れていることに危機感を抱く。鏑木は医療機器メーカーの営業・武田に唯織を探るよう密命を下すが…。
ボランティアでプロサッカーチームの契約ドクターをしている辻村は、練習を休んでいるチームのベテラン選手・上田を見舞う。上田は原因不明の体調不良が続き、引退を考えていた。上田の引退に納得がいかない辻村は原因を調べ始めるが、甘春病院での再検査でも異常は認められない。しかし新たに検査した脳のMRI画像と過去の検査画像を見比べた唯織はあることに気がつき…!?
小学校時代の恩師と話していた杏は、自分を慕っていた少年の思い出を聞く。顔が思い出せない少年の存在にモヤモヤしながらも帰途についた杏。その彼女の前に犬を探す少女が現れる。少女の行動に危なっかしさを感じた杏は、犬を探すのを手伝うことに。そして、河川敷に向かった杏は、犬と一緒にいる唯織を見て、何かを思い出しそうになるのだが……!?
はじめての一人当直で不安になる裕乃。だが、オンコール担当の軒下からは、絶対に連絡をしてくるなと言われてしまう。そんな中、急患で酔って暴れる患者が! 慣れない裕乃は対応に苦戦するが…!? 一方、医師の奈良のカンファレンスに参加した唯織は、遅刻をした上に、ある女性患者を虫垂炎だとする奈良の診断に疑問を投げかけ、怒らせてしまうのだが…!?