作者 : 橋本スズヒラ
縁は、チームメイトの鈴水千歳とともに、高校卓球界の最高峰・承谷大附属の入部試験に挑む。一次試験にて、同じ受験者である御子柴快晴と対戦、その突出した身体能力で第1ゲームを圧倒されるが、第2ゲームから反撃を開始し…!? 卓球界の“常識”に楔を打ち込む、ドラマチック卓球史。
6歳までに始めていることが、頂点に立つための最低条件だと言われる卓球の世界。そんな常識を打ち破る才能を探す元日本代表選手・武嶋奈起に見いだされた中学生・深堂縁は、日本卓球界の至宝・荒河速と対決することになり…!? 卓球界の“常識”に楔を打ち込む、ドラマチック卓球史 開幕。
かつて野並が負った脊髄神経の損傷が、時を経て再び悪化を始める。死の淵に立たされた野並を救わんとする診療所の面々だったが、回復の兆しは一向に見えず──!?
念願の甲子園出場を目指し、練習に励む高校球児の柴田。上前津をATに迎え、チームは万全の準備を整えていたが、県予選を目前にしてエース・柴田の肩に異変が生じ…!?
突如、医局へ戻る選択肢を与えられたさな。野並のもとで臨床医として学ぶか、大学病院で研究医としてのキャリアを積むか。迷いの末、さながくだす決断とは──。
さなが鳴子に告げられた野並の過去。それは野並と彼の最初の患者・綾瀬霞との約束だった。複雑な想いを抱えながら、さなはある決心をする。
野並の背負った過去を断片的に知ってしまったさな。2人の距離感が少しずつ変化する中、診療所の扉を新たに叩いたのは柔道家の息子と、その母親で──。
手術は終了したものの、完全な回復まではまだ遠い瀬戸。治療の段階をリハビリへと移し、野並たちは瀬戸の早期試合復帰を目指す。だが、後輩・水野の台頭に瀬戸は焦りを隠せず…。
突如、診療所を訪れた野並が師匠と慕う医師・鳴子。彼の目的は野並のかつてのチームメイト・瀬戸の治療チームに、野並を招集することだった。それを受け入れた野並は、さなと共にチームの本拠地へと向かうが…!?
「世界をアツくする」が口癖のスポーツドクター・野並社。日々、選手の夢と向き合う野並の元をひとりの女性が訪れる。高岳と名乗る彼女の職業は看護師で…!?
元プロ野球選手の野並社は怪我による現役引退後、スポーツドクターに転身。そんな彼のもとには様々な事情を抱えるアスリートたちが患者として訪れ──。
鳳城・竜禅寺連合チームで秋大会に出場することになったヨハンたち。宿敵・来栖傀ひきいる海横大天縫との激戦が幕を上げる。甲子園と戦う高校生たちの物語、その行きつく先は…!? 野球界に新たな価値観を提示する新世代高校野球譚──最終幕。
汗を流す姿を「無駄だ」と切り捨てる鳳城高校1年・守崎ヨハン。元天才中学球児・薙居ビローに誘われるまま、日本一の高校球児との一打席勝負に挑み…!? 野球界に新たな価値観を提示する新世代高校野球譚──第二篇。