作者 : 河本ほむら
「文武両道」を校是とする私立葉隠学園では、文武を同時に競う「文武両闘」によりすべてが決められる。 学内最弱の少年・香織は、校内ランキング1位(=生徒会長)を決める「生徒会長戦挙」に出場することに。 だが、香織のランキングが規定に足りず、このままでは出場できない。 そこで香織のコーチで婚約者の極子は、スポンサー推薦枠の「21世紀枠」を狙い、スポンサーの娘・聖夢に直談判する。 聖夢は、訓練施設の「五重の塔」を2人が攻略すれば、カオリを戦挙に出場させるというがーー!?
王家の晩餐会に招待された椎葉は、王城で飲み潰れてしまう。翌日、椎葉の隣に女性の死体があり殺人の容疑者として捕まってしまう。自身の容疑を晴らすため法廷に立つ椎葉だったがそれは強大な陰謀の幕開けだった!
賭場を守ろうとする芽亜里は聚楽とのギャンブルに破れ、家畜堕ちの危機に陥った。善咲会に入るか、聚楽のペットになるか…絶望の二者択一を迫られ苦悶する芽亜里のもとに、予想外の「味方」が現れる。早乙女芽亜里の「賭ケグルイ」、譲れぬものを知る第6巻。
「文武両道」を校是とする私立葉隠学園。 この学校ですべてを決めるのは、文武を同時に競う「文武両闘」という競技であった。 文武両闘において連戦連敗、入学以来未勝利の少年・有馬敷香織は、学園で最も蔑まれ、いじめにあっていた。 香織は、すべてを投げ出し、学園を去る決意を固める。 そんな香織に手を差し伸べたのが、学園の生徒会副会長・宗主院極子だった。 彼女は、歴代最高点で入試を突破した香織の頭脳に目をつけ、 香織に「校内最強の男になれる」と言い切る。 そして自ら「最強の突き」を伝授することで、香織を勝たせようとする。 極子の思惑とは、そして、香織の勝負の行方はーー?
天才少女グリゼルダが交わした契約をめぐり、弁護に入った椎葉。契約をした時の年齢が「17歳」だったことから「未成年取消し」を持ち出した椎葉だが、異世界の成人が「15歳」だった事を知らず一転窮地に陥り!?