迎えた滅絶の14日、強行された新条祭り。 騒乱の規模は加速を極め、遂には巨大な 火災旋風が市民と街を飲み込んでいく。 失う物の無い春原は、新条全てを道連れに 己の最高潮を仇敵と共有し問いかけるが、 大混乱の火柱を背に、坂田は静かに言い放つ。 「俺は鬼でいい、かっこいいだろ」 殺戮と破壊の限りを尽くした梟雄は、 思いもしない真理を突き付けられ その生を無意味に消費し潰えていく…!! 万の骸を生み出した新条騒乱、ここに終焉ーー。 壮絶鬼憑復讐譚、ここに万感の大団円!!