作者 : 清野とおる
「壇蜜は、まるで不条理そのものが人の形を取ったかのような存在である。 ゆえに、壇蜜の周囲に不条理が引き寄せられるのは、この世界における条理といえるかもしれない」 2017年晩秋。 炎上騒動で落ち込む壇蜜を清野が連れ出したのは、箱根。 温泉で心身を癒やした後に、なぜか導かれたのは出口の見えない山の中ーー。 付き合っていることを周囲に隠しながら、ふたりの奇行寄りの外出は続く。 外出していないときは、部屋の中で愛しきペットたちと不穏な体験を重ねる。 いっしょにいることに理由なんていらない。不条理を楽しめるふたりだから。 読者にも作者の「ロマン致ッ死」体験が次々と伝染し、賞賛の声、続々! 「モーニング」で大反響月イチ連載中、大型ノンフィクション連載、感涙の続刊です。
「誰もが知る超有名タレントと、知る人ぞ知るマイナーサブカル漫画家… 本来、混ざり合わない水と油のような僕らが、 なぜ「夫婦」をやっているのか…」 2019年に日本中を震撼させた結婚劇からさかのぼること2年、二人は交際を開始した。 そのとき、どんな磁場異常が生じたのか。 交際相手の家族といかなる情緒で交流したのか。 日常生活はどこまでスリリングなのか。 人間関係において発生する怪事件や戦慄や哀歓を描き尽くしてきた名匠、清野とおるが初めて正面から「夫婦」に挑んだ結果は……とんでもないことになってしまった! 「モーニング」で大反響月イチ連載中、大型ノンフィクション連載がついに単行本化! 第1話 壇蜜、現る 第2話 浮間公園の女 第3話 壇蜜宅の怪 第4話 あのマネージャーと齋藤家 第5話 壇蜜と清野家 第6話 何気ある日常
3年ぶりの最新刊にして、最終巻。GLAYのHISASHIさんと赤羽で遊んだり、ペイティさんの本名が発覚したりします。おまけページもお蔵出しエピソード満載の大盛りで、気付いたら前巻よりも100ページほど増えてしまいました。そのため、お値段が高くなってしまいました、すみません…。でも、これが最後の赤羽だと、清野さん張り切りましたので何卒よろしくお願いいたします!