作者 : 篠月しのぶ
ドードーバード海峡にて、帝国と連合軍が激突!! 帝国最強のエース・オブ・エース「吟遊詩人」が散った地で、ドレイクの末弟率いる連合王国軍と「最古参」ショーンズ特務中尉が率いる帝国軍が相まみえる!! ターニャが示した西暦のドクトリンが浸透しつつある帝国軍が優勢に戦局を進めるも、連合王国軍には神に愛された少女、メアリー・スーの姿が…? 神のイタズラはあまねく死の呼び水となるーー
戦技研究の名目で東方から西方へ配置転換がなされたターニャ率いる二〇三大隊。 ターニャの影響により、近代戦の戦訓が浸透しつつある彼らの八面六臂の活躍は他の追随を許しはしなかった。 しかし、近代戦へ適応しつつあるのは彼女たちだけではない。 アルビオン連合王国にルーシー連邦、そして合州国ーー 列強はそれぞれのアプローチで牙を研ぎ始め、統一暦の戦は更なる地獄へと歩を進める。 その陰には”神の加護”を持つもう一人の少女、メアリー・スーの存在も…?
化け物の贄センが平泉さんを殺し、彼女に成り代わった。 しかしだれも平泉さんがニセモノだとは気づかない。 このまま真実を知らないままのほうがみんなは幸せ? そう思おうとするも伊藤さんは化け物が平泉さんを乗っ取ったことを許せない。 化け物を殺す決意をする伊藤さん。 そのとき、高橋さんがささやいた。 「じゃあ、伊藤さんは最後に私も殺さないとだね」 青春の焦燥と憧憬が入り乱れて加速するオトメ暴走譚、完結。
快勝に次ぐ快勝! 銃後の帝国臣民は我が世の春を謳歌する中、帝都ベルンの政治家たちはとある疑念を抱いていた。 二〇三大隊によるモスコー強襲は流石にやりすぎだったのではないか…と。 その苛烈な作戦行動に対する疑義を晴らすべく、査問会に赴いたターニャ。 軍部の後押しを受けた彼女は、この窮状を逆手に取り「後方勤務」への一筋の光を見出すが……? 政治と軍事、後方と前線、それぞれの認識のズレが 少しずつ、しかし確実に、帝国を蝕むー
帝国軍の要衝ティゲンホーフ市に迫るルーシー連邦軍を辛くも跳ねのけた帝国軍。 再編を図る帝国軍であったが、ルーシー連邦軍は恐るべき速度で陣容を立て直し更なる攻勢を敢行する。 予期せぬ攻勢に帝国軍は即時対応を迫られるが、この攻勢はターニャをしても予測する事が出来ないものであったーー ルーシー連邦の中枢に巣食う妄執の権化が、西暦の経験則をも凌駕する? 東部戦線、激闘必至!
幼女戦記コミックス30巻到達記念! コンプエースにて不定期掲載されている「幼女戦記 外伝」をまとめた短編集がついに登場。 二〇三大隊要員の過去・未来を描いた、「ヴィーシャの軌跡」「グランツの手紙」など人気の小編を収録! そして、統一暦では闇に葬られたターニャの黒歴史、「借りてきた猫」がフルリメイクでよみがえる…!? 時にシリアス、時にキュートに?千変万化する珠玉の小編たちを見逃すな!
コミュ障の伊藤さんは、 化け物なのにコミュ強のクラスメイト高橋さんから “普通”を教わることに。 そんなとき、死んだはずの贄原先生が化け物となってもどってきた。 伊藤さんに人類を一掃しようと持ちかける贄原先生。 みんなのフツーを守るため立ち上がる伊藤さん。 なんだか伊藤さんを放っとけない高橋さん。 ナゾの三角関係はこじれたまま、修学旅行に突入!
対人関係がニガテな伊藤さんは 控え目だけど誰とでも仲の良いクラスメイトの高橋さんを羨んでいた。 ある日、伊藤さんは高橋さんが人を丸呑みしているのを目撃してしまう。 高橋さんは人間に擬態する化け物だったのだ! 恐ろしい怪物が平然とクラスに溶け込んでいたーーそんなのって超憧れる!! ゼッタイ高橋さんと友達になりたい!! 伊藤さんは化け物の高橋さんから、人間社会の“フツー”を教わることに。 浮かれる伊藤さんだが、高橋さんには、ある思惑が……。 異才作家×「幼女戦記」の気鋭イラストレーターのタッグが放つ 青春の焦燥と憧憬が入り乱れて加速するオトメ暴走譚!
ルーシー連邦の宣戦布告を受け、首都モスコーへ襲撃を敢行した二〇三大隊。 モスコー侵入さえ危ういのではないかという帝国軍参謀本部の下馬評をいつもの如く覆し、駐留していた多国籍義勇軍を蹂躙。 連合王国の精鋭部隊「円卓」とドレイク家の魔導将校、ウィリアム・ドレイクをも圧倒した彼らの戦果は既に余人の想像を越えたものになっていた。 しかし、ターニャが思い描く 「他国をして帝国の勝利を確信させるような襲撃」 は未だその全貌を見せてはおらずー?
遂に帝国対ルーシー連邦の戦いの火蓋が切られる。 先んじて東部戦線に派遣されていたターニャは前線の擾乱に徹する…と思いきや 彼女が選択したのは、まさかのルーシー連邦首都、モスコー強襲!? そして、大陸の戦局を注視していた連合王国軍も徐々にその動きを活発化させる。 帝国へのハラスメントを行うべく初陣を飾った「派遣義勇軍」。 その中には、レガドニア協商連合アンソン・スー大佐の遺児、メアリー・スーの姿があり…? 揺籃の時が、終わりを告げる。
兵站、そして人的資源の払底という現実に喘ぐ帝国軍南方大陸派遣軍団。戦上手のド・ルーゴは急所を露呈した帝国軍を捻じ伏せんと一計を講じる。ロメールとターニャは絶体絶命の状況を覆すことが出来るのかーー!!
ロメール将軍の英雄的な活躍は、帝国軍南方派遣軍団の完全充足という結果をもたらした。だが、南方での勝利に酔う帝国は気づいてはいなかった。東方の赤き野望に、己をみつめる世界の怨嗟に。
疾風怒濤の勢いで南方大陸に蔓延る自由フランソワ共和国を追い詰めた帝国軍南方大陸派遣軍団。その心臓たる将軍、ロメールは二〇三大隊をも巻き込んで次々と型破りな軍事行動を敢行し…?
ブレスト軍港から逃げおおせたフランソワ共和国軍残党は南方大陸にて帝国への徹底抗戦を宣言する。彼らを撃滅せんと帝国が派遣したのは若き傑物、ロメール少将。そして、銀翼率いる第二〇三大隊という劇薬であったー
フランソワ共和国軍による“ダンケルク”を許した帝国軍。事の重大さをまるで理解していないかの様に見える帝国軍中央参謀本部の真意を問い質すべくターニャは帝都へと飛ぶがー?幼女戦記コミカライズ第一部、完結!
連合王国軍の強襲を乗り切り、フランソワ共和国首都に進軍する第二〇三大隊。あまりに脆弱な共和国軍の抵抗の様子から、前世におけるダンケルクは起こりえないだろうと高を括るターニャであったが…?
“衝撃と畏怖”作戦は順調に推移しターニャ達は共和国に引導を渡さんと、一路決戦へ向かう。 帝国の勝利は目前と思ったのも束の間、洋上にて彼女らを待ち受けていたのは連合王国の大魔導師による手荒い歓迎で?
帝国の運命を占う、V-1を用いた二〇三大隊選抜中隊の強襲はフランソワ軍司令部を混乱の坩堝へ叩き落す。だが、この死角外からの一撃さえもゼートゥーアがタクトを振るう神算鬼謀の一端でしかなくー?
かつてない死闘を潜り抜けたターニャ達に届いた参謀本部からのおてがみ。記されていたのは「人力誘導ミサイルに乗って、フランソワ軍司令部を壊滅させてきてね♪」というご命令。前人未到のフライトから生還せよ!!