作者 : 紗与イチ
過去の記憶がないまま、ボーダーメーカーとして妖精と対峙し続けてきたワコ。 次第に明らかになるワコの過去だが、その真相は悲しくもおぞましい真実と繋がっていた。 アダムと二人で築いてきたワコの「今」。それすらも幻だったのか…。 人間と妖精の共存を望むアダムの師・フォルケとアダムとの確執とは…。 霧に包まれた真実が、今解き放たれるーーー!
人間と妖精との《縁》を繋ぐボーダーメーカーのワコ。過去の記憶を失くしながら相棒のアダムと共に日々事件を解決してきたが、ついにワコの記憶につながる手掛かりが…。
過去の記憶を一切失くしたワコ。「本当の自分は愛されるべき人間なのか」と、失くした「過去(自分)」に思いを馳せつつ日々妖精絡みの事件に挑んでいた。一方相棒のアダムには、背負うべき“家族の縁”があり…。
北欧・スウェーデン。その国では人間(ひと)の傍らに妖精も在った。その不思議がもたらす(珍?)事件を美貌の青年アダムと、クールビューティー・ワコが解決。ワコの失くしてしまった記憶と共に妖精たちに迫る!
心の中に溜まった澱(おり)があふれ出した和季。「自分は愛されてこなかった」…その悲しみが、憎しみや怒りに変わり、幼神を黒檀化させ、周囲を次々に攻撃してくる。和季を助けるため、さいかが取った行動とは…。
近くで幼神が攫われる事件が発生。犯人の神喰は、正気を失くし全身黒く爛れていた。宮内庁の充留は、それを「神喰のなれの果て」だと言う。さいかは、同じ神喰である那雲もいずれそうなるのでは…と不安を感じーー。
慣れない子育てに苦戦中のさいか。そんな中、ちょっぴり嬉しい出来事も。「くう」の尻尾が増えた!! 次男との距離が少しだけ縮まった!!!でも、怪しさ満載のクラスメイト那雲にはまだまだ油断はできなくて…。
母を亡くした女子高生・さいか。引き取られた養父元では美形だらけの3兄弟が。そこで神様の子を一人前に育て上げる「神預かり」に巻き込まれてしまう。ギャルと神様(の子供)、異色の子育てファンタジー開始。
ついに前世の記憶を取り戻した明石智佳。共に生まれ変わった側近たちと妹・香護姫の魂を取り戻すため動き出した矢先、学校に理事としてヤソマガツヒが現れ…!? ヤソマガツヒが智佳に仕掛けた“ゲーム”とは!?
智佳が<明守親>と呼ばれていた時代、最愛の双子の妹・香護姫がいた。彼女を一途に守り続ける守親と側近達。それは邪悪な敵から香護姫のあるモノを守る為だった。遂に明かされる智佳の過去の記憶と共に、敵が迫る!
無気力な高校生・明石智佳。退屈な日々を過ごしていた智佳には、度々見る夢があった。着物を纏った清楚な少女の夢。そんな智佳の前に、この世のものではない異形が現れ、封じられていた過去の記憶を呼び覚ます事に!