作者 : 緩丈慶
四月一日の雨 1四月一日の雨 1
高校生の五月 雨は、悪友に流されながら毎日を過ごしていた。 そんなある日、独特な喋り方でクラスから浮いていた四月一日 晴にカラオケで遭遇する。 雨は、それをきっかけに四月一日から学校内でもしつこく話しかけられ、 「ノリ」の分からない四月一日に苛立ちを隠せずにいた。 正反対のふたりだったが、親の都合で同居することになってしまう。 ふたりの抱える痛みと嘘は、同居によってどんな化学反応を引き起こすのか…。 bitterで切ない、大人になりきれない未熟なふたりの成長ストーリー。
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