作者 : 蓮尾トウト
恒星に襲い掛かる歪な願望‥‥! 環境のため夢を叶えられない光士郎は自分の夢と恒星の夢を履き違えてしまっていた。 すれ違う2人の想い、恒星は今の自分の気持ちを、夢を語る。 そして、光士郎の押し殺していた本心が明らかに‥‥。 変わらぬ劣勢下、恒星が導き出した勝利への活路。 2人目の天才との勝負の行方はーー。 第25局 ハンマー 第26局 唯一の道 第27局 わかってないのはお前だ 第28局 証明 第29局 囲碁が好き 第30局 2つの言葉 第31局 焼肉 第32局 プロ 第33局 資格
2つの事実に揺らぐ恒星ーー。 光士郎が不意の再会で告げたのは囲碁をやめることだった。 さらに、絶対的な強者であった翠の敗北。 光士郎が明かした引退の事実と、目指す頂の高さに、恒星は大きく心を乱されることとなる…。 憤りを抱えたまま鼠での修行を重ね、対外試合当日を迎える。 高校囲碁界トップの難敵に挑む葉月と部長。 そして因縁と怒りを胸に、恒星は2人目の天才に挑む! 第16局 再会 第17局 天原七冠 第18局 VS. 清光学院開幕 第19局 市原葉月 VS. 大山楠理 第20局 山田虎之助 VS. 川井周 第21局 副将戦 第22局 憧れ 第23局 環境 第24局 夢
かつて自分を叩きのめした五人の天才のうちの一人、 市原葉月にハンデを得ながらも勝利を収めることができた恒星。 「やっと勝てた」--その余韻に浸る間もなく、恒星は動く。 目指すは二人目の天才 桐生光士郎。 清光学院の囲碁部部長にして、高校囲碁界において異様な存在感を放ち、無敗を誇る男。 しかし、光士郎と対局するには囲碁部に入り、団体戦で対外試合を組まねばならなかった。 光士郎のもとににじり寄るために、恒星はーー!? 第7局 クレープ 第8局 いごぶへ行こう! 第9局 たいがいじあいを組もう! 第10局 清光学院 第11局 才能を持つ側 第12局 頼み 第13局 鼠の洗礼 第14局 目指す頂点 第15局 頂上戦
野球もサッカーも勉強も、小さい頃からどんなことにおいても他を寄せ付けない才能があった「神童」の秋山恒星。小6の恒星は自分の名を世界に轟かせるため囲碁の道を志す。しかし恒星が通った囲碁教室にいたのはその才能をも握り潰す5人の天才少年少女だったーー。挫折を経験し平凡な人生のまま高校生になった恒星は再び囲碁と出会い、そして才能を開花させ5人へのリベンジを誓う。あの頃の、あの無敵感を取り戻すためにーー!