作者 : 藤村真理
大奥で御末から出世を重ね、将軍家光の正室に対面するまでになった光子は、春日局の下で「秋野」という名をもらい、働くことに。 教養や行儀を厳しく仕込まれながら悪戦苦闘する光子。しかし、春日局は仕事を的確にこなすその姿を見逃さなかった。 一方、光子が仕えたかった家光の側室お万の方は、いつのまにか家光に恋心を抱くようになっていたが…。
京の新しい父の家での暮らしに居心地の悪さを感じていた光子は将軍家光の側室となる慶光院に仕えるために江戸へ旅立った。そこで、主となる慶光院、そして大奥に住む「恐ろしいお方」春日局との衝撃的な出会いをきっかけに、光子の運命は思わぬ方へ動き始める。
今から三百数十年前、野菜売りを営む親の元に生まれ、大奥のトップに上り詰めた桂昌院。「玉の輿」の語源となったと言われる一人の女の生涯を描く日本一のシンデレラストーリーが、始まる!!
結婚を前に、「信じる」ということの意味を考えさせられた花笑は1つの答えを持って田之倉の元へ向かった。33歳を処女で迎えたあの日から始まっていた結婚へのカウントダウンもクライマックス! 大人のためのラブ・コメディ決定版、完結!!
病院で妊娠しにくい体質かもと言われたことにショックを受けた花笑。街角のベンチにひとり座っていると偶然そこに朝尾が現れて…。一方、異常なほど田之倉に接近してきた国見は、花笑を会社まで訪ねてきて…。結婚目前で、まさかの急展開!?
新しくきた部長の如月は、進めていいと言った企画にいきなりダメ出しをしてきたり…振り回される花笑。もっと頑張らなければと、花笑は結婚式の準備を後回しにして、がむしゃらに働く。そんな花笑を見て、田之倉が言ったことは…。
田之倉への想いがあふれ花笑は思わず「田之倉くんと結婚したい」と言ってしまった。慌てる花笑だったが、田之倉は力強く手を握ってくれ、ほほえんでくれた。ところが後日、田之倉の様子が変で、花笑に話があると…!?