作者 : 辻村深月
かがみの孤城 2かがみの孤城 2
不思議な城に集められた7人の中学生、その共通点は昼間学校に行っていないこと。 城が“唯一の居場所"と感じるようになったこころだったが、ある日、仲間の1人ウレシノが「僕は学校に行く」と言い捨て城を去ってしまう。夏休み明け、再び城に現れた彼は顔に大きな怪我をしていて──。 明らかになるそれぞれの「隠し事」、そしてオオカミさまから新たな城のルールが告げられ…!?
かがみの孤城 1かがみの孤城 1
学校に居場所をなくし、閉じこもっていた中学1年生の安西こころの目の前で、ある日、突然、部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けると、その先にあったのは不思議な城。 こころを含む7人の中学生は、案内人の“オオカミさま"から「どんな願いでも叶えられる“開かずの部屋"」の鍵を探すよう告げられる。 本屋大賞第1位の感動作、渾身のコミカライズ!
オーダーメイド殺人クラブ(1)オーダーメイド殺人クラブ(1)
「私は絶対に人に言えない。自分が本当に好きなもの」。地方都市に暮らし、バスケット部に所属する、中学2年生の少女・小林アンは、殺人事件や自殺や大量死の事故などの悲惨で印象が強い新聞記事をスクラップしたり、退廃的な人形の写真集に心を奪われる、過敏な自意識ゆえの嗜好を持っていた。アンはある日、クラスメイトの男子、徳川の異様な行動を目撃してしまう。思春期特有の閉塞感を息苦しいまでにリアルに描く注目作登場!
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