作者 : 鈴木大輔
年の差? 種族の違い? 愛さえあれば関係ない! 神谷誠一郎、二十八歳。職業は猟犬──吸血鬼を狩る者。綾瀬真、十四歳。世界で唯ひとりの『生まれつきの吸血鬼』。 真をおびき出す罠だと知りながら、池袋の夜に繰り出した二人。黒ずくめの少女が率いる人類救済連盟の一団から襲撃を受け、真はさらわれてしまう。両腕両脚を撃ち抜かれ、拷問を受ける真。誠一郎の救出は果たして間に合うのか。真の母について、血液製剤について、連盟について、そして誠一郎の妹であり、吸血鬼でもある神谷三夜について──山積みの問題をそのままに、誠一郎と真の関係は、一線を越えることになるのだった。年の差十四歳、狩る者と狩られる者の危険な恋物語、第二幕!!
セカイを取るか、世界を取るか。学生生活を謳歌する一方で、セカイの身体は取り返しがつかないほど蝕まれていた。次第に明らかになる世の理。運命の狭間でユウキが下した決断とは。千年の刻を超える【愛の喜劇】これにて終幕──。
神と生贄の関係でありながら夫婦となったセカイとユウキだが、二人の初々しく何気ない日々に、ユウキの妹ハルコ(超絶ブラコン)が乱入して大騒ぎ。さらにはユウキのクラスメイト、クルミも加わって舞台は学園生活へ。読書・酒・葉巻だけが生きがいだったセカイの世界は、たちまち鮮やかに彩られていく。
“千年を生きる神"神鳴沢セカイの下に生贄として捧げられた桐島ユウキ。生贄となる対価としてひとつだけ願いを叶えてやると言われた彼はこう言い放った。「神鳴沢セカイさん。俺と結婚してください」 神とその生贄をめぐる、奇妙な愛の喜劇が幕を開ける──。
平和島財閥の跡継ぎ候補・隼人は、メイドの鳩子さんと同居中。ドSでクールな彼女のレッスンには、主人に対する敬意なんてカケラもなく、そのくせやたらと色っぽくて挑発的でーー主×メイドのド直球ラブコメ開始!