作者 : 鏡貴也
瀕死の真祖の元へ走る優一郎。ウルドら吸血鬼が阻止する中、シノアも真祖を喰らわんとする。真祖の力は優一郎に引き継げるのか? さらにフェリドの前に立ちはだかるクルルだが、グレンと真昼の計略に嵌り!?
過去の記憶を取り戻した優一郎とミカエラ。二人は「自分を犠牲にしない」ことを誓い合い、新たな作戦を練る。斉藤ら吸血鬼のもとを訪ね対話を試みるが争いが勃発…。一方、シノア隊も優を救うべく活動を再開して!?
斉藤の急襲を受けるミカエラ。生まれながらに強い力も持つミカエラは、斉藤を圧倒するも、自分の存在が禁忌で、四鎌童子が罰を受けると聞き困惑する。父を窮地を悟ったミカエラは、ナイフを自らの首に当て…!?
記憶を探るため過去を旅する優一郎とミカエラ。新たな扉の先には人類誕生以前の衝撃の光景が!! そこにはミカエラそっくりの天使の姿も…。さらに二人は天使の巨大都市に辿り着く。二人が目撃するものとは…!?
グレンとも四鎌童子とも違う自分の道を選び、シノア隊を離脱した優一郎とミカエラ。「ぜんぶを救う」を目指す二人きりの旅が始まる! 最初に過去の記憶探索を行うことになるが、それには大量の欲望が必要で…。
家族の命かミカエラの命かの選択をせまられる優一郎。家族を選べと説得するミカエラ。涙を流し語り合う二人…。優一郎が下した決断とは!? そして更なる強さを欲する優一郎は阿朱羅丸に力の供与を求めるが──。
グレンの計画を聞くための移動途中、優一郎は「家族を殺したか」と問う。言葉に詰まるグレンに、明確な返事を求めた優は切り結ぶこととなり…。グレンは優一郎の成長を、優一郎はグレンの強さを感じつつ戦うが…!?
優一郎の過去を見たミカエラは、心を開き鬼になる決意をする。だがそれを妨害する四鎌童子の攻撃は止まない。その時、君月や与一ら「家族」が二人を救うべく参戦! ミカエラは鬼となり四鎌童子を討てるのか!?
シノアが抑え込んでいた四鎌童子が目覚めるが、何故か柊姉妹の中から去り…。一方、優一郎はミカエラを救うため、彼と戦うことに。戦いの中、優一郎の心の奥深くに入り込んだミカエラが見たものは…!?
四鎌童子の命令でミカエラの魂の捕獲に動く阿朱羅丸。内面世界でミカエラとの激しい戦闘を開始して…。一方、四鎌童子の覚醒を抑え込むシノアがこの命令を察知。優一郎たちはミカエラの鬼呪装備化を急ぐが!?
ミカエラの惨劇から逃れたシノア隊はひと時の休息を得るが、君月は優一郎との力の差を痛感し…。そして目を覚ましたクルルが明かす、八年前の出来事、真昼の企てとは!? シノアが回顧する姉との思い出とは?
シノアらが優一郎救出に走る中、ミカエラの命が消えかけ、悲しみのあまり自棄になる優一郎。「俺を殺せ」と言う優一郎に、阿朱羅丸が発した言葉とは? 一方、フェリドは、重傷の斉藤に止めを刺そうとするが…!?
囚われの優一郎の前に、グレンが現れるが、拘束を解こうとしない。ミカエラの前には真昼が現れ戦闘に! そして優一郎とミカエラを見つめるノ夜…。グレンを信じる優一郎だが、ミカエラと共に逃走を決意して…!?
帝鬼軍と百夜教の争いは激化。人間と吸血鬼が相乱れ争う事態に。その最中、真祖と斉藤が対峙し、神の如き戦いを展開。同じ頃、グレンと真昼が謎の行動を開始。二人が「裏切り」と呼ぶ行為とは果たして!?
四鎌童子がシノアの心に侵入! 真祖復活の気配は吸血鬼や百夜教にも伝わる。フェリドはシノアの首を切ろうとするが…。帝鬼軍vs百夜教vs吸血鬼、開戦の狼煙が上がる頃、優一郎と阿朱羅丸の記憶にも変化が!!
日本帝鬼軍の本拠地である渋谷に戻ってきた優一郎たち。彼らは招かれざる客ながら、柊家当主・暮人に迎え入れられる。しかしミカエラは禍々しい気配を感じとる。それは、暮人に取り憑く四鎌童子のもので…!?
名古屋のグレンの実家に封印されていた天使・第六のラッパ吹き。人を滅ぼさんとする天使は、優一郎を殺そうとするが、優一郎は襲いくる天使をも救うと決意。壮絶な争いの中、シノアらも優一郎を援護するが…!?