作者 : 陶延リュウ
無限の住人〜幕末ノ章〜(10)無限の住人〜幕末ノ章〜(10)
江戸末期、坂本龍馬は薩長同盟を成立させると、武力倒幕ではなく大政奉還による無血革命を提言する。これにより龍馬は幕府のみならず諸藩からも命を狙われる身となり、京の近江屋に潜伏することに。そんな折、京都見廻組の刺客が潜伏先を襲撃し、続けて現れた新選組の沖田総司により龍馬は殺害されてしまう。そのまま沖田は江戸に運ばれ養生に努めていたが、数ヵ月後、仇討ちに燃える万次が出現。江戸期最後の死闘が幕を開けた。
無限の住人〜幕末ノ章〜(9)無限の住人〜幕末ノ章〜(9)
江戸末期、万次は坂本龍馬と共に京都を訪れる。待ち構えていたのは「逸番隊」なる部隊を操る新選組だった。池田屋の戦いの後、逸番隊は万次らへ総力戦を挑んだが、あえなく撃退される。やがて薩長同盟が成立すると、龍馬は武力倒幕ではなく大政奉還による無血革命を提言。龍馬は幕府のみならず諸藩からも命を狙われる身となる。一方、新選組内部では土方歳三が、肺の摘出手術の後遺症に苦しむ沖田総司に対して江戸帰還を命じた。
PREV1NEXT