作者 : 青崎有吾
テムズ河沿いで発見されたセバスチャン・モランの首なし死体を巡り、ジエンのもとに古巣・磁刀会から刺客が放たれる。事件の捜査に乗り出すリューイとホームズだったが、その背後に“モリアーティ”という人物の名前が浮かび上がり…!?
戦場帰りの元軍医、ジョン・H・ワトソンと出会ったホームズ。同居人を探すホームズはワトソンと行動を共にするが、そんな彼らの前に奇怪な“落とし物”が現れる。一方、リューイはベイカー街の浮浪児たちに起こる異変に気付き始め…!?
サーカスの劇場内で発見されたのは、ライオンに喰い殺された座長の死体だった。犯人の冤罪をかけられた軽業師の少女・アビーは、ベイカー街へ走りリューイ達に助けを求める。一方、ホームズの背後では怪しき陰謀が動き始め…!?
突如現れた武闘派の少年・ジエン。彼の目的は、仲間の殺害現場を目撃した少女を捕獲して連れ帰ることだった。少女を救うべく真相を追い始めるリューイと、依頼を受け事件に参入するホームズ。だが、そんな彼らの前に中国マフィア“磁刀会”が立ちはだかる──。
19世紀末ロンドン。路地裏で浮浪児として暮らす少年・リューイは、とある殺人事件をきっかけにひとりの探偵と出会う。探偵の名は、シャーロック・ホームズ。リューイは下層階級を顧みないホームズを憎みながらも、犯罪と陰謀が渦巻く魔都ロンドンの浮浪児たちを救うため、彼のもとで“猟犬”として働くことを決意する。少年たちの地下街ミステリー叙事詩、開幕!
「青春は、気まずさでできた密室だ。」 仲良くない男2人で観覧車に乗った時。苗字が異なる兄妹で猫を拾った時。卒業式を欠席した孤高のクラスメイトに卒業証書を届けに行った時。気まずいシチュエーションに小さな謎を包んだ青春ミステリー短編集、コミカライズ完結巻!
「青春は、気まずさでできた密室だ。」 誰もいないはずの早朝始発の電車。しかし、車内にいたのは普段あまり話さないクラスの女子だった。何故2人は始発で遭遇したのか、お互いの秘密を探り始める──。高校生たちの気まずさと小さな謎が紡ぐ青春ミステリー短編集、空気感をそのままにコミカライズ!