作者 : 青水梨鴉
巨大広告代理店「電央堂」の最終選考として大学生8名に課されたのは仮想国家の国民を戦争に導けるかを競う「プロパガンダゲーム」。レジスタンスチームの反戦投稿に加え、後藤の過去をめぐる内輪もめで窮地に追い込まれた政府チームは……?
「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。そのための手段は問わない。」巨大広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ち上がった大学生8名。彼ら彼女らに課された最終選考の課題は、宣伝によって仮想国家の国民を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった! 勝敗の行方、そしてこの選考の真の目的とは!? 先の読めないゲーム展開と衝撃のラストが、宣伝広告の本質、ネット社会における民主主義とは何かを読者に問いかける!
怪異が見える少女・真央と暮らし始めた橘田巡。 全てを失い、心臓を奪われ不死となり、「死ぬため」に怪異と戦う巡にとってはささやかな救いだった。 しかし怪異の目的が明らかになったとき、真央にもまた魔の手が迫る! 死にたい僕の死ねない怪異譚、ここに完結ーー。 第8話 普通と特別 第9話 天狗と訓練 第10話 羽根 第11話 遊園地 第12話 生きる力 第13話 瞳を閉じて 第14話 家族ごっこ 第15話 羽化 第16話 人間と怪異 第17話 籠城 第18話 意味と責任 第19話 心臓と後悔 最終話 必死に生きる
毒親、認知症の祖父、夢を失った自分…。 全部が嫌になってビルの屋上から飛び降りようとしたとき、僕は怪異に心臓を盗まれ、不死になった。 「心臓を取り戻せば、死ねるようになる」 盗まれた心臓を取り戻して今度こそ死ぬために、橘田巡は怪異専門組織・公安零課で働き始める。 第1話 心臓を盗まれた男 第2話 公安零課 第3話 同僚と覚悟 第4話 義務と答え 第5話 宿敵 第6話 復讐と不足 第7話 想いと次