作者 : Maria
婚約中にもかかわらず斎に執着する舞衣から別れを要求された真波。当然拒否したものの、“別れないと美結を道連れにして死ぬ”と自分の子供を盾にして脅されてしまう。異常な執着心に怯え、その場を離れた真波に祖父が救急搬送されたと連絡が──見舞いに駆けつけるや否や、祖父は真波の姿を見て絶句し…!?
斎の父親の葬儀に参列した真波。和やかな精進落としの事態は一変、斎の従兄弟の元妻・舞衣が焼香をあげにきて張り詰めた空気に…。伯父の訃報を聞き駆けつけた敬と斎は期せずして再会を果たす。長らく失踪していた敬は線香をあげると失踪した理由も述べず、再び行方をくらまして──!?
斎と婚約して束の間、昏睡状態で入院した斎の父親の見舞いに足を運ぶ真波。アルコール依存症の父とそれを擁護する共依存な母に斎はほとほと嫌気がさしていた。普段は冷静な斎が声を荒げて不満を吐き捨てるのを目にした真波は、こじれた斎家の関係修復を図るよう後押しして…。
仕事で出向いた編集部で折り合いの悪い先輩漫画家に遭遇した真波。謂れのない罪で糾弾されると、担当編集で彼氏でもある斎にも敵意を向けられ、彼の立場を危惧し過呼吸になってしまう。その後、傷つく真波に精一杯寄り添う斎がかけた言葉は思いもよらぬプロポーズで!?
想いが通じ合い、つき合うことになった真波と斎は、元彼・尊に壊された酒器を直してもらうため祖父の家に向かっていた。祖父と共に出迎えてくれた弟子の陶芸家・小笠原が“真波をイメージして作った”という白いひまわりの飾り皿を真波に差し出し…?
暴力を振るった尊が警察に引き渡され、落ち着きを取り戻した真波。担当編集の枠を飛び越え支えてくれた斎への思いが溢れて告白を決心! 一方、斎は水面下で真波の友人でもある売れっ子漫画家・笑華を呼び出し、本性に迫り…!?
別れを切り出すも曖昧な態度で逃げ続ける尊となかなか関係を清算できずに悩む真波。尊と距離を置くため家を空けていたが、仕事で一時帰宅するとゴミ屋敷に変わり果てた自分の部屋が…。募りに募った不満と共に再び別れを告げると、薄ら笑いを浮かべた尊に犯されそうになり…!?
──俺が浮気しちゃったのは真波ちゃんの努力不足が招いたことなんだよ? 別れを切り出すも濡れ衣をかけられ怒りで震える真波。被害者づらをした尊のしつこい連絡で精神崩壊しそうになるが、斎の支えで尊との関係を清算することを決意。一方、斎は家庭に不和を抱えているようで…。
劣等感の強い少女マンガ家・真波は、自分を受け入れてくれる彼氏に出会い仕事もプライベートも順風満帆。…のはずだったが、日々のすれ違いから気を揉んでいた矢先、信頼している“気"が視える祖父から気がかりな一言が…。