夢で見たあの子のために (7)
偽者からの情報で「火の男」が自身に仕掛けてきた卑劣な企みの意図を知った千里。そして一登から受け取ったメッセージの内容から、彼の心情や置かれている状況をも理解した千里は、一登の身に起きることに強い不安を覚え“ある人物”へ協力を求めることに…!
そして一登の青春時代とは一体どうだったのか?またその時に起きた出来事と秘密が明らかになる第7巻!!
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幼少期に家族を惨殺された中條千里は、ただ復讐を果たすためだけに生きている。生活の全て、学校の全て、復讐という目的を果たすのに必要な力とお金を得るため、自分が汚れるのも厭わない…。心配する幼馴染み、残された肉親の思いも振り切って果たそうとする、人生の全てを懸けた復讐劇の先にあるものは、果たして千里に何をもたらすのだろうか?メディアミックスで話題になった「僕だけがいない街」の著者が新たに紡ぎ出すハードサスペンスがここに開幕する!! 2017/12/04 発売
共に冒険をしてくれた兄は、もういない…。 復讐を果たそうとする中條千里は、自ら蒔いた種のせいで仲間を巻き込んだ絶体絶命の危機に陥ってしまう。「本職」の力を借りた板倉は、追い詰めた千里にある取引を持ちかける。それは、今まで必死に集め溜め込んできたであろうお金全てと、人質にした仲間との交換。兄を殺した犯人を捜すため、手を汚してまで集めてきた大事な資金…おいそれとは渡せない。…でも。仲間の命を取るのか、それとも復讐という目的を取るのか。千里が決断した選択とは一体!? 2018/05/02 発売
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