神の雫(26)
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。
『第八の使徒』編、開幕!「そのワインは一人の女性であり“マドンナ”である」雫の父・豊多香が胸を焦がし、手が届くことのなかった女性がいたー。彼女への想いをつづった『使徒』は、気高く黄金に煌めく「出会いのワイン」。
#250 セピア色の鼓動が奏でる、風と樹と詩のなかで
#251 黄金色の髪たなびく貴婦人よ、その横顔を我が目に
#252 見初(みそ)めた柔らかき頬を、桜色の祝福で出迎えて
#253 吾(わ)が哲学は土から生じ、夢は実と成り、人心を潤す
#254 白き虚空より舞い降りた、愛する女性(ひと)の淡き名残
#255 忘れがたき口許を潤す、忘れえぬ煌(きら)めきを求めて
#256 和(なご)みのせせらぎに集う夏鳥たちのメロディー
#257 エリーゼのために
#258 饗宴を彩(いろど)る芳香(アロマ)は、突如として天空を衝(つ)き
#259 語り部は霞む意識のその先に、薄紅の光を信じて
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2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 世界の市場価値を左右するワイン評論家・神咲豊多香がこの世を去り、時価20億円を超えるワインコレクションが遺された。その頂点に立つ最上の一本こそが『神の雫』であるーー。彼が選んだ12本のワイン『使徒』と『神の雫』の銘柄、および生産年を言い当てた者のみが、遺産を手に入れることができるのだ。この『使徒』対決に実の息子・雫と養子である一青が挑む! 百の花の香り 豊潤な大地への祈り 重厚にして繊細なる女王 ベッドの上は目覚めの香り それはブルゴーニュの神様 苺畑で逃げてゆく乙女 公園でテイスティング この神の恵みを両手に抱いて 2005/03/20 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 世界の市場価値を左右するワイン評論家・神咲豊多香がこの世を去り、時価20億円を超えるワインコレクションが遺された。その頂点に立つ最上の一本こそが『神の雫』であるーー。彼が選んだ12本のワイン『使徒』と『神の雫』の銘柄、および生産年を言い当てた者のみが、遺産を手に入れることができるのだ。この『使徒』対決に実の息子・雫と養子である一青が挑む! 再会のグラスを飲み干して 苺畑で微笑む乙女 別れのデザートは、甘く 見届ける者たち すべての闘いのはじまりに 可憐で残酷な一輪の花 小粋なロリータに愛のムチを ワイン事業部の怪人 メリーゴーラウンド ファンタスティコの夜 2005/05/21 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 因縁は料理とともに ワインか料理か 父と娘と 熱き神々の覚醒 シャブリと牡蠣 そして本当の準備を 新たな火蓋は静かに切られ ステキな贈り物は偶然に フランスワインという必然 下町純情ワイン兄弟 2005/08/21 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 父ちゃんのワインを飲め! 男泣き!? 下町純情兄弟行進曲 華麗なる舞踏会への招待 その仮面を外して 大いなる仏ワインの誤算 玄関ホールのデッドヒート 落日の向日葵畑に心かさねて 天上の存在、遺言状はかく語りき その静謐なる神秘の森の奥で 水面を彷徨う菫色の蝶に 2005/11/20 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 神咲豊多香の遺言状に記されたワイン『第一の使徒』の記述を繙いた雫と一青。既に心当たりのあるワイン評論家・一青に対し、素人同然の雫は手がかりさえも掴めない。そんな折ふと立ち寄った画廊に『第一の使徒』の描写そのものの1枚の絵を見つける。「とあるワインに感じた心象風景を描いた」という絵に、束の間の快哉を叫ぶ雫だったが、不幸にもその絵を描いた女性は、昔の記憶を失い、自分の名前さえも覚えてはいなかったーー。 眩し過ぎる過去に、女は瞳を閉じて 過去へと誘う3杯のグラス テイスティング禅問答 コスプレ・で・テイスティング 泉のほとりの完全なる世界 神秘の淵から湧き上がる水 絶望が思い出に変わるまで 過去と出逢うためのグラス 時に愛は、沈黙とともにーー 決闘の騎士の眼前で、天使が舞う 2006/01/21 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 “イタリアの怪人”本間長介が、イタリア・ワインを溺愛するようになった原因……それは昔、フランス女性に失恋したことによるものだった。その女性カトリーヌ・ノエラが結婚すると知らされた本間は、燃える太陽のような3年間の思いを、1本のワインに託した。 決戦前夜、軍神の加護を我が手に あまりにも完璧な恋人たち 人の造りしもの 初恋の味はほろ苦く 忘れがたき旧友 あの日の笑顔をもう一度 ボルドーに君臨する王者 官能の洪水 盛者必衰の理 女王たる所以 2006/04/21 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 太陽ビールワイン事業部は、大手スーパー新規出店の際の、ワイン品揃えのプロデュースを任されることになった。しかし、その窓口である高杉部長は高級ワインだけを集めてくれと依頼してくる。「ワインはもっと気軽に楽しむものなんじゃないか」雫は高杉を説得するために、五大シャトーを凌駕する格下ワインを見つける事を約束する。しかし、それは砂漠から一粒のダイヤを見つけるような難解な作業でもあった。 甘くはないギフト ボルドー左岸の宝探し あれから二人、違う時間の中で 一流の証明 時を駆ける天馬 友とワインと焼き鳥と 在りし日からの訪問客 セピアに色褪せて、なお美しく 微笑みはミステリアス ダ・ヴィンチとの邂逅 2006/07/21 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 雫と一青の闘いは、いよいよ第2ラウンドへ。神咲豊多香の遺言状に表現された『第二の使徒』の姿は、名画「モナ・リザ」だった。『使徒』を探し出すために与えられた期間は3週間。一青は内なるワインへの「渇き」を呼び起こすためタクラマカン砂漠へ旅立つ。一方、雫はミステリー作家・夏八木舞子から、彼女の元へ送られてきた銘柄不明のワインと脅迫状めいた手紙について相談を受ける。 悪意のワインボトル ワインに棲む女 悪意の臨界点 パーティーは血塗られて そして、関係の代償を 砂の嵐に抱かれて モナ・リザを想いながら 潤いと癒しの微笑みに 悔恨と屈辱の乾杯 ワインを取り戻すために 2006/10/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 ワイン嫌いの若手社員・木戸竜介が、ワイン事業部に派遣されてきた!偏見を持ち、ワインを飲もうともしない木戸。木戸にワインを好きになってもらうにはどうしたらいいか? その答えを求め、雫は幼い頃の記憶をたよりに長野の別荘に向かった。そこには、時価20億といわれる神咲豊多香のワインコレクションの一部が眠っていたーー。地下深きカーヴに眠る、父とワインの記憶。 記憶の糸を手繰って 思い出はカーヴの奥に 甘き香りに扉を開いて 少しだけ広がるキミの世界 愛をさえぎる高い壁に 父と子と生まれた国と 天と地のはざまで、人は 混ざり合い、強くまっすぐに もう一度、夜更けに語り合いたくて 新たなる羅針盤は砂漠の彼方から 2006/11/22 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 『第三の使徒』。それは郷愁の味を思い起こさせる記述だった。自分にワインの経験が決定的に足りないことを感じていた雫は「人生を変えるような一本」を求めワインコレクターの映画監督・黒川を訪ねる。雫の申し入れを受けるかわりに彼が出してきた条件は、主演女優の松下七海を「口説き落とす」ことだった!? 「郷愁」の味を探し出せ。第3ラウンド開幕!! 郷愁の場所で出会った大きな手に 追いかけて、追いかけてワイン 女優の決意はメイクの前に 封印されたその味覚のために 甘く薫る青春の日を終わらせて 旅立ちの予感に抱かれるまま 大いなる時の流れを、この身に感じて 新しさと懐かしさが出会う場所で 懐かしい未来を育てる老人 繋ぐ未来、繋がれる過去 2007/02/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 ついに迎えた『第三の使徒』対決。シャトー・ペトリュス1970年を飲み「時を飲む」ような経験をもとに選び出した雫。タクラマカンで出会った少女・ローランの助けを得て選び出した一青。しかし、雫が選んだワインは使徒とはほど遠いものだった。では、一青のワインは……。『第三の使徒』を巡る闘いには、誰も予想しない意外な結末が用意されていた!! 最大の難関、第3ラウンド、決着!! 戸惑いの夜も、確信の朝も 老木の手触りは虚空に消えて 迷路の前で退路を断つ覚悟を 老木へと続く遥かなる道を往け ワインを愛した芸術家のまどろみ 大切に隠された葡萄の香り 両手いっぱいの愛に囲まれて 夜の遊園地で出会う幻影 その誇りに懸けた沈黙 遅れて知る真実の苦さ 2007/05/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 孤独の背後に悪意は芽生え そこに仕掛けられた罠に 壊れたワインは信頼の中で さよならは誤解のままに 遅すぎた偶然に乾杯を 新たな挑戦は海を越えて どこか噛み合わない関係 残されし者の悲しみを 名前を失くしたボトル 芳香のシンクロニシティ 2007/08/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 「韓国料理に合うワインリストを作ってほしい」という依頼を受けた太陽ビールワイン事業部。日本で探していては見つからないと感じた雫は、ワインの可能性を信じ単身韓国に飛んだ。なかなか手がかりを見つけられずにいたが、思いがけない形で遠峰一青からヒントをもらう。その手がかりをもとに、雫はある解答に行き着く!! 韓国編、ついにクライマックス!! 二人の天才はワインの幻の中で 仲間からの大いなる手助け 立ち上る気泡の向こう側に 必然のシャンパーニュ 燃えさかる炎は魔法のように 歓喜のマタドールとともに 祝杯の泉に蝶は舞って 初恋の人に似し君は 懐かしき面影を追って 秘密めいた後ろ髪にそっと 2007/11/06 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 「食」と「ワイン」の祭典「フード&ワインショー」に参加することになった太陽ビール・ワイン事業部。雫たちはパートナーに、チェーン展開する中華料理店を選ぶ。“中華料理に合うワイン”という難題に、試行錯誤の末イタリアワインという答えを導き出す。絶妙のマリアージュに自信を持って本番に臨む彼らだが、前代未聞の組み合わせに一般客の反応は鈍い。イベント成功に足りないもの、それは一体ーー? 理由なき者にはただ一瞥を与え 策士は神聖なる結婚を汚し 高らかな歌声に長き眠りから目覚め マリアージュは鮮やかに宙を舞い 夜の闇に白い蘭の香りは満ちて 嬉しき涙は人知れず流され 夏の名残の風に揺れるその花は 再会と手紙はいつだって突然に 闇を往く者は、永遠なる宇宙に抱かれ 遥かなる夜に現れし炎は、神の如く 2008/12/22 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 “弥勒菩薩半跏思惟像”と表現された『第六の使徒』を求め、雫、そして一青は古都・京都へと向かう。雫はイタリア料理店を営むレオナルドと柿本人麻呂の詩歌に、一青は母・仄香の思いと「泣き弥勒」に、それぞれ導かれながら『使徒』へと近づいてゆく。そして決戦の時。『第六の使徒』に辿り着いたのは、雫か一青か、それともーー。 飛ぶ鳥の大和の山に陽は落ちて 歌追い人に阿駆野の月はつれなく 宙の下、飛鳥の地平は赤々と燃え 小さき弥勒は憂いを帯びて 誰がために涙は流され 仄かに照らす蒼月は遠く輝き 虚空に浮かぶ光は、揺らめく漁火のごとく 謎めく頬に、その手を差し伸べて 去る者は、深遠なる微笑みを残し 愛すべき、我らが開拓者の首を賭け 若き策士に、彼の手強き影を重ね 2009/03/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 サンテミリオンの美しき石のたたずまい、深き森のような神秘の葡萄畑が、ボルドー右岸の未知なるワインとともに、雫たちを魅了するーー。 #200 サンテミリオン、この変わらぬ美しき光よ #201 ブーケは狂おしく舞い上がり #202 花嫁を抱く腕は力強く、ときに優しく #203 17世紀の森へと迷い込みし旅人は #204 好敵手は震える声を漏らし #205 天才の右手は雄雄しく掲げられ #206 語らぬ真実は、すべてワインの中に #207 突然の潮風に、人魚の心は弾けて #208 不機嫌なワインを全力で振り向かせて #209 再会のときは放課後のグラウンドで 2009/08/21 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 明かされた『第七の使徒』の表現。それは、人の力を信じ、あきらめることなく夢を紡ぎ続けるその先にあるもの。グルマン・ワールド・クックブック・アワード’09 最高位受賞。世界が選んだワイン表現! #210 多情か多恨か、血が繋ぐ新しき『使徒』の闘いへ #211 民の祈りと叡智は永久に絶えることなく #212 未知なるものへの旅は、君を連れて #213 天才の恐れは、空の彼方へ忽然と消え #214 長閑な葡萄畑に忍び寄る、黒き影は #215 黒き闇の銃口と青く閃る咆哮と #216 深紫の煙ただよう謎めいた木箱の中で #217 新しき手は内なるベールに包まれて #218 新しき世界に咲き乱れる花たちよ、我が許へ #219 目映き微笑みの陽光と褐色の重き影 2009/11/13 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 『第七の使徒』は未完成の芸術、サグラダ・ファミリア。雫と一青は自らの感性を信じ、それぞれの新世界へーー。そこには「人の力」が生み出す奇跡があった。孤独を知り、人の輪を感じる『第七の使徒』編、完全決着!! #220 翠玉(エメラルド)の反目の樹は雄々しく繁りて #221 紅蓮の炎よ、宿るは悪しき心か善なる魂か #222 赤き黄昏の地平線に、朋友は輝いて #223 蜃気楼ゆらめく樹々が語りし夢は #224 尖塔への入り口は、未曾有の静けさの中で #225 奏でられし時の五線譜、ともに歩みゆく者たちよ #226 百年の長き眠りが覚める、聖なる朝に #227 涙に濡れる杯(グラス)に、芸術の芳香(アロマ)をそっと #228 諦観か敗走か、辛辣にスパークする心の猛り #229 遠き日の優しき香りに、踵を返して 2010/01/22 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 #230 豊饒なるジロンド川、畔には悠久の絆を実らせて #231 ポイヤックの甘いソルベ、懐かしき眼差しを添えて #232 朝靄に目覚めし駿馬、獅子の逞しさを抱きて駆けよ #233 サン・ジュリアンの癒しの風は、戦士の帆に力を授け #234 幼き者よ、テロワールを感じ紳士たる道を歩め #235 姫は100年の封印を解かれ、愛を知る #236 サンテステフの丘は、薔薇色の喜びに包まれて #237 待ちわびる華たちは、ボルドーの道を照らして #238 夜に開く棘ある果実は、部屋のムードを上気させ #239 求めては離れゆく、愛しき血潮の再生と訣別と 2010/03/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 メドックマラソンを終えた神咲雫はボルドーに残り、父・豊多香のもうひとつの“原点”を探し続ける。永遠に続くワインの「道」を示す一本とは、何か!? また、雫が勤めるワイン事業部に廃部の危機が。吸収合併の前に、部の存在意義を示すには、シャンパーニュを凌駕する可能性を秘めた、まだ知られぬ産地の“泡”を探せるかなのだが…!? #240 香りよ伝えて、野花ゆらすテロワールの風を #241 陽差し煌(きら)めく空のささやきに、耳を澄ませば #242 静寂(しじま)の中で息づく愛は、二つの途(みち)を結びつけ #243 長久の旅路に燈(とも)る火は、胸の奥で尽きることなく #244 思い出の中の君に、今は、そっと口づけて #245 高らかに謳(うた)えよ、歓待のしぶきを上げて #246 涼やかな朝がくれる挨拶は、天使の羽音にも似て #247 昇りゆく二つの陽の先に、男たちは杯を掲げ #248 白き泡が誘(いざな)う夢は、秘めたる思いを弾けさせ #249 レモン色の午後が運ぶ、平和と闇のコントラスト 2010/08/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 『第八の使徒』編、完結! その一本は、神咲豊多香が憧れた高潔な「マドンナ」。黄金色に煌(きら)めく「出会い」のワインに口づけする者は、心せよ。万人を虜にする官能の芳香(アロマ)に酔いしれぬよう──。 #260 憧れの女(ひと)に吹く風は、プライドの糸輝くヴェールを揺らして #261 樹(いつき)は天空に向かい、自由にその葉を伸ばして #262 夏の夕暮れが作り出す陰影は、いつもどこかほろ苦くて #263 断ち切れぬ糸を呪い、憂う、二体のマリオネット #264 深く永き夜に閉ざされた陽は、再び大空に甦り #265 残照に照らされた若草は、ひと夏の命を儚く燃やし #266 侘しき夏の名残に願った永遠(とわ)の光は、いつまでも瞬いて #267 躍動する生命を刻みつけた火花は、果てしなく輝き #268 望郷の志士の欠片を繋ぐ、琥珀色した異郷の秘宝 #269 億年前から続く、山脈と山脈の美を讃えよ 2010/12/22 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 『第三の男』、天空より現る。神咲豊多香が最期の杯(グラス)に選んだアンリ・ジャイエのワイン。その香りをまとい『第九の使徒』の記述の公開場に舞い降りたのは、神咲雫と遠峰一青を凌駕するよう宿命づけられた男──。 #270 若木が夢見る愛しの園は、熱き大地の奥で永く広がり #271 この手に今も咲く、忘れえぬ風雅なる一夜 #272 静けさがくれた聖なる調べは、かの地にも花を添え #273 純(ピュア)な指先から零れおちる、静なる一夜の夜想曲(ノクターン) #274 利発なりし君の洗礼よ、愚者の苦渋を抜きて救えよ #275 かつて噛み潰した苦渋の種から、甘き花実の芽は啓蟄(けいちつ)の時を迎え #276 東雲(しののめ)を赤紫に照らす陽は、神の啓示を授ける烈日となりて #277 乾いた土埃を突きて進めよ、月と太陽の狭間を #278 親好と侵攻の絶え間ないフェイクの宴 #279 静なる泉より湧く八色の福音と、もう一つの幻惑の雑音(ノイズ) 2011/03/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 『第九の使徒』へ駆けよ! イタリア中部の黄金郷を──。イタリアの紅(あか)き至宝「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」。その「勝者のワイン」へと奔(はし)り出した雫、一青、クリス。初の三つ巴戦は、恋も友情も揺れる大乱戦へと! ワインを愛し続ける姿勢を高く評価され、世界各国から賞賛を受けてきた『神の雫』に、また新たな称号が!! 亜樹直氏、フランス農事功労章シュヴァリエ受勲! #280 遠く城壁の街に弾ける、解き放たれた童(わらべ)たちの歓声 #281 三つの太陽から注ぐ光は、凛々しき影を地に刻み #282 艶やかに咲く花は、東西の古都を繋ぐ絆となりて #283 陽(ひ)と影と雲巻く風が道を分かつ、胸騒ぎの午後 #284 泣き笑いの化粧の奥に隠した、ある道化師の熱誠 #285 心惑わす頽廃(たいはい)の媚薬か、胸突き動かす奇跡の妙薬か #286 希望の陽(ひ)に輝くエキスと慟哭の澱(おり)が沈んだワイン #287 記憶と忘却の狭間で疼(うず)き出す、それぞれの傷痕 #288 幻影の粒子が舞い上がる、クールな夢の蜃気楼 #289 道の灯(ひ)を赤く染め上げたマリアージュ 2011/06/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 「困難」の巨壁を越えし者、『第九の使徒』の紅き抱擁を受けよ。「勝利の女神」を求め「困難」の路を疾る一青、その姿を追走し、イタリア中部を激走する雫、迎えるは、瞬時にワインの銘柄を見抜く天才・クリス。歓喜の空の下、『第九の使徒』を戴冠する者は!? #290 過去の火を曳航し、兵(つわもの)たちが疾(はし)る夢の址(あと) #291 白き世界の冷酷と紅く染まった血潮の情熱 #292 沈んだ太陽の光を、やがて輝かせる月光の女神 #293 帆の行く先を揺らす風がつくる、憂鬱の水面 #294 駆けよ、地平のその先へ、見果てぬ賢者の山へ #295 天賦の才が綴りし譜面は、精緻なる音を刻みて #296 灰色の霧と蒼天の露で芽生えた樹の若枝 #297 涙の死線を越えた者にのみ、天は微笑み返す #298 月日を重ね、信じ続けた先に開かれる楽園 #299 智慧(ちえ)の滴が落ちた泉に、さざ波は静かなる拡がりをみせて 2011/09/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 幸運に抱かれて出逢い、儚く別れゆく──。「それもまた、ワイン」。ワイン界に輝く希代の雄・遠峰一青を鋭敏なワイン感覚で補佐してきたローラン。ワインがつないできた愛と信頼の関係にも、別れのワインと、新たな出逢いの杯が── 。 #300 不屈の熱と力を託せよ、希望の街へ #301 開け放たれた小窓から、報(しらせ)は俄(にわか)に舞い込んで #302 野に咲く小さな花は、可憐に頭(こうべ)を傾けて #303 古里の芳(こう)ばしき薫香を、明日の泉へと注いで #304 夏の光に恵まれた、タフで小さな夢の粒 #305 巡礼者に添う麗しき天使は、稲妻に羽を衝(つ)かれて #306 午前零時、赤き帆布(キャンバス)に描かれた永遠の想い #307 若獅子よ、千尋の谷で牙を研ぎ、明日に吼(ほ)えよ #308 手にすべきは、光栄の杯か、孤影の杯か #309 誉れ高き門に、初夏の風は冷たすぎて 2011/11/17 発売
2004年11月の連載開始当初より、独特のワイン表現を華麗なイメージ絵で表現して人気を博し、ついに累計350万部を突破。多彩なワイン情報、そしてその的確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。台湾、香港でもベストセラーに輝く。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。また、ワイン関係の受賞歴も多数。 『第十の使徒』編、開幕! 神咲雫:4勝、遠峰一青:5勝で迎えた一戦は、神咲豊多香が遺した、かつてないほど「難解で複雑」な記述から幕を開ける。攻略すべきは、人生を狂わせるほど底知れぬ魅力を放つ魔性のワイン、ブルゴーニュのピノ・ノワール。崇高さすら感じられるほど、香りも味わいもエレガントなワインたちだが、はまればはまるほど、抜け出せない「迷宮」でもあった。 #310 情念の森で霧消した、追憶のグラスを求めて #311 美しき高原に響く、二重奏の調べ #312 億千の星砂に掻き消された、白亜の迷宮 #313 黄昏(セピア)色の想念の果てに爆ぜる魂 #314 難解なる生(せい)を生きよ、途(みち)は見えねども #315 碧き波間の邂逅と、淡き名所(などころ)の回顧と #316 厳粛なる十字の丘で、赤き衣(ドレス)はたなびいて #317 村人の叡智を豊穣の色に染め分けて #318 グレート・ブルーの幻影とオール・ブラックの倒影と #319 迷える美しき小鳥は、白き輪に琴線を揺らす 2012/02/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、独特のワイン表現を華麗なイメージ絵で表現して人気を博し、ついに累計350万部を突破。多彩なワイン情報、そしてその的確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。台湾、香港でもベストセラーに輝く。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。また、ワイン関係の受賞歴も多数。 雫が豊多香の息子と知りながら、正面きって侮辱した男・アラン・クレール。ルネが出場するファッション・コンペティションは、雫にとっても『第十の使徒』前哨戦として、絶対に負けられない戦いに。一方、エルザの窮地を救った遠峰一青は、100mを超える危険深度のダイビングに挑む。『十二使徒』史上、最も複雑で難解な「希望」の『使徒』の謎にたどり着くのは、果たしてーー? #320 芳(かぐわ)しき海を以て、和を貴しと為す #321 重厚なる盾の士(もののふ)は、矛を握らぬ誇りを有す #322 大いなる手は語る、大地と樹の秘した想いを #323 絢爛にして、恒久的に重なり得ぬ相似形 #324 見知らぬ奥間から漏れる、深く長き根の詩(うた) #325 地を往く士(もののふ)は宙(そら)を識(し)り、地の行く先を識る #326 眠りの園の禁を解き、未到の地へ舞い降りよ #327 暗黒の美に魅入られて、深く沈め純なる者よ #328 白き生と黒き死のタクティクス #329 精悍なりし生還者たちよ、清鑑(せいかん)の館に集え 2012/05/23 発売
2004年11月の連載開始当初より、独特のワイン表現を華麗なイメージ絵で表現して人気を博し、ついに累計350万部を突破。多彩なワイン情報、そしてその的確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。ワインの本場・フランスでもベストセラーとなり、台湾、アメリカ、インドネシア、中国と舞台を広げついに全世界でのセールスは800万部を超えた。また、ワイン関係の受賞歴も多数。 『第十の使徒』編、決着!ピノ・ノワール種だけで造られながら、畑や生産者や年度によって異なる味わいを見せるブルゴーニュの赤ワインたち。「迷宮」ともあだ名される彼の地の謎を潜り抜け、「希望」の『使徒』を持ち帰ったのは遠峰一青か、神咲雫か!?『第十一の使徒』編のプロローグともいえる「スペイン家のみセット2980(にっきゅっぱ)」編も収録! #330 闇間に漂う青き泉は、そっと温もりの光を映し #331 眠りの海の静けさは、透明な宙(そら)の懐に擁かれて #332 響け、希望の歌よ、陰と陽の分け隔てなく #333 山よりも高き畝(うね)は、選ばれし者だけに恵みを与え #334 永遠(とわ)に乖離しゆく、異色の星々のように #335 久しき太陽が照らす君は、二つの影を伸ばして #336 陽の郷(くに)の恵みは、安らぎを心の家に灯して #337 陽だまりの縁側は、懐かしき人の営みと共に #338 東にも西にも昇らぬ地平のただ中で #339 噂は千里を駆け、一里先の家を虚空へと誘う 2012/08/23 発売
衝撃の結末で幕を閉じた「神の雫」を巡る神咲雫と遠峰一青の死闘から時が経ち、舞台はフランス。世界中を旅する雫は、パリのローランのもとに立ち寄る。そこへやってきた“鼻の利く少女”の正体は──。「ワインを巡る終わることのない旅」が今、再び幕を開ける──。 2024/03/22 発売