少年の残響(2)
アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では子供たちに勉強と合唱を教えるギムナジウム。彼らの歌声は、人々へ捧げられる癒やしの調べ。しかしその歌にはもう一つの意味があった、それはーー。
ルームメイトの粗雑さに心かき乱される者、下級生思いの上級生、厳しい先生、飄々とした転入生……。少年たちは、刹那と永遠の間にあるものが成長であるとまだ知らないーー。
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少年の残響(1)少年の残響(1)
アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では子供たちに勉強と合唱を教えるギムナジウム。彼らの歌声は、人々へ捧げられる癒やしの調べ。しかしその歌にはもう一つの意味があった、それはーー。 あがり症のエーリヒ、少女のように美しいカルル、そして漠たる不安を打ち消すがごとく歌をうたうミヒャエル……。刹那に輝く硝子のように脆く儚い日々と命、なにが哀しみかもわからぬまま、少年たちは生きていく……。 MICHAEL The Boy With Red Hair La traviata 恐るべき子供たち Damals war es Friedrich 2017/05/09 発売
少年の残響(3)少年の残響(3)
「キスしたら なにかわかるのかなあ」アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では少年たちに勉強と合唱を教える寄宿学校。いつ死ぬかもわからない見せかけの平穏。痛みを忘れて手に入れた上辺だけの幸せ。閉ざされた世界の中でその小さな身体に宿ったまだ名前もない感情、それはーー。 2018/12/07 発売