ベルサイユのばら 14
舞台は、フランス革命後のヨーロッパ。王妃・アントワネットやオスカル達の死を見届けてきたロザリーが、更なる激動の果てに辿り着いたのは? 本編連載で描かれなかったフェルゼンの死の真相も明らかに。ファン必読、エピソード編の集大成!
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『ベルサイユのばら』は1972年に週刊マーガレットで連載開始以来、40年余にわたって愛読されるロングセラー。フランス革命を背景に展開される人間ドラマは、マリー・アントワネット、オスカル、フェルゼンの出会いから始まった! 1972/10/25 発売
熱狂的に迎えられたアントワネットであったが、王妃となってからの自由なふるまいによって、次第に国民の心は離れていく。フェルゼンとの恋、オスカルとフェルゼンの友情、ポリニャック夫人の登場……、運命は動き出す。 1972/11/25 発売
パリに暮らす貧しいロザリーとジャンヌ姉妹の運命も絡み合う。オスカルはロザリーを引き取り、アントワネットはジャンヌのたくらみにまきこまれる。フェルゼンはアントワネットとの恋から逃げるようにアメリカ独立戦争に志願したが……。 1973/03/24 発売
戦争が終わって帰国したフェルゼン。その間にアントワネットは2児の母になっていた。迎えるオスカルは自分の気持ちに気がつく。そんななか、貴族の財産を狙う盗賊・黒い騎士が登場。オスカルはアンドレに協力させ逮捕に乗り出す。 1973/07/25 発売
黒い騎士をとらえたものの、アンドレは左目を負傷してしまう。フェルゼンへの思いを断ち切ってもなお苦しむオスカルに、アンドレは愛の告白をする。オスカルは次第に王制に対する疑問を抱き始め、近衛隊から衛兵隊に移るが……。 1973/09/25 発売
衛兵隊で兵士から反発をうけるオスカルは、想像以上の平民の貧しさを知る。パリ市内では平民の暴動が起こるようになっていた。激務となったオスカルに父ジャルジェ将軍は縁談を持ち出す。それを知ったアンドレは身分の違いに苦悩する。 1973/11/25 発売
国民の声に押され三部会が開かれることに。そのころフランス王室には王太子のお葬式を出す費用もなかった。フェルゼンもスウェーデンへ帰国し、アントワネットは失意の日々……。オスカルはようやくアンドレへの愛を自覚する。 1974/01/25 発売
平民出身の大蔵大臣がクビになり、市民は武器を持って立ち上がった。フェルゼンは命をかけてフランスに向かう決意をする。そしてオスカル率いる衛兵隊についに出動の命令が下された。その前夜、オスカルはアンドレに思いを告げた……。 1974/02/25 発売
革命は、市民側に立って戦ったオスカルとアンドレの命を奪い、激しさを増していく。国王一家は国民によってパリに居を移されるが、フェルゼンの手引きで逃亡を企てる。革命の渦に巻き込まれてしまった国王一家の運命は……。 1974/03/25 発売
『黒衣の伯爵夫人』は外伝として連載終了後に前後編で週刊マーガレットに掲載された。ふたたびオスカルとアンドレが登場し、旅行先で恐ろしい事件に巻き込まれる。オスカルの姪で新キャラのル・ルーが大活躍することに! 1974/04/25 発売