2011年4月22日発売
ヴィンランド・サガ(10)ヴィンランド・サガ(10)
11世紀、北欧の地は、蛮族と恐れられた ヴァイキングにより戦火にまみれていた。 その中に、父親を殺され、復讐のため戦場 を駆け抜けた少年・トルフィンがいた。 彼は仇敵・アシェラッドを殺すために生き、 生きるために戦った。だが、イングランド 王位をめぐる争いの中でアシェラッドは 不慮の死を遂げる。唯一の希望を失い、 奴隷に身をやつしたトルフィンはそれでも なお安息と豊穣の地、ヴィンランドを思い描く。 心休まる日はいつ訪れるのか。 ”本当の戦士”の物語が紡がれていく。 奴隷に身を落とし、何の希望もなく生きるトルフィン。人生で初めてできた友と、彼は森を切り拓き麦を作る静かな毎日を送っていた。そんな時、何者かによって畑が根こそぎ荒らされていることが判明。明らかな悪意を前に彼は、首謀者と思しき奉公人を怒りにまかせ殴り倒してしまう。またしても暴力に頼ってしまった彼は父の言葉「本当の戦士」の意味を悟り、新たな人生をつかみ取ることを決意する!奴隷編〈前章〉クライマックス! 大旦那の家で 発芽 鉄拳ケティル カラッポな男 いじめ 夢の中身 誓い