2012年8月23日発売
奉太郎は同じ古典部員である千反田えるから入部した理由を聞かされる。それは彼女の叔父が45年前に関わった事件の真相を調べるためだった。えるに押し切られ手伝うハメになった奉太郎は事件の解明に乗り出す。
10年前の真実を聞かされた士郎とセイバー。二騎のサーヴァントに囲まれた絶体絶命の状況から逃れ、二人はあらゆる願いを叶える願望機・聖杯を目前に、心をひとつにする。それは聖杯を破壊するという選択だった。
紅の学士として活動する魔王の活躍により、自立の道を歩み始めた南部諸王国。だが、それを快く思わない中央大陸と聖教会は、紅の学士を異端者として弾劾して捕らえようとするのだったーー。
2004年11月の連載開始当初より、独特のワイン表現を華麗なイメージ絵で表現して人気を博し、ついに累計350万部を突破。多彩なワイン情報、そしてその的確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。ワインの本場・フランスでもベストセラーとなり、台湾、アメリカ、インドネシア、中国と舞台を広げついに全世界でのセールスは800万部を超えた。また、ワイン関係の受賞歴も多数。 『第十の使徒』編、決着!ピノ・ノワール種だけで造られながら、畑や生産者や年度によって異なる味わいを見せるブルゴーニュの赤ワインたち。「迷宮」ともあだ名される彼の地の謎を潜り抜け、「希望」の『使徒』を持ち帰ったのは遠峰一青か、神咲雫か!?『第十一の使徒』編のプロローグともいえる「スペイン家のみセット2980(にっきゅっぱ)」編も収録! #330 闇間に漂う青き泉は、そっと温もりの光を映し #331 眠りの海の静けさは、透明な宙(そら)の懐に擁かれて #332 響け、希望の歌よ、陰と陽の分け隔てなく #333 山よりも高き畝(うね)は、選ばれし者だけに恵みを与え #334 永遠(とわ)に乖離しゆく、異色の星々のように #335 久しき太陽が照らす君は、二つの影を伸ばして #336 陽の郷(くに)の恵みは、安らぎを心の家に灯して #337 陽だまりの縁側は、懐かしき人の営みと共に #338 東にも西にも昇らぬ地平のただ中で #339 噂は千里を駆け、一里先の家を虚空へと誘う