そこは、優美だけど危うくて、手が届きそうで届かない不思議な場所……。 幾重のスクリーントーンが、ポップで幻想的な唯一無二の世界へと誘う、“庭”を巡る珠玉の短編集。
生命活動に適さない外気、すべてが終末へ向かう世界で、その家で、彼と「彼女」は、本を読む。強靱で誠実なポエジーと圧倒的画才で、驚愕の才能が挑む新境地は、静謐で透徹したサイエンティフィック・フィクション。