2020年10月23日発売
大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から五百年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ!! 猛獣エンリルとの壮絶な戦いでミトを失い、パルの帰郷に従うこととなった太郎。凍える大地で叔父一家は生きていた。招かれざる客でありながら、村の存亡をかけた「大祭り」に巻き込まれる。未知なる原始の習俗が太郎の運命をもてあそぶ!! 西の村や中の村よりも発展している東の村へ贈与された太郎。農耕が行われ、人口も多いこの村では奴隷たちが重労働を通じ長一族に奉仕していた。虚しく使役される男たち。復讐を誓う若き女奴隷頭。人でありたい。人になりたい。彼らを救いたい太郎は、やがて力の源泉に気づく!! 第十八話 しかえし 第十九話 みいだす 第二十話 ほろぼす 第二十一話 だしぬく 第二十二話 こごえる 第二十三話 うらぎり 第二十四話 きえいる 第二十五話 むきだし 第二十六話 なりたち
すべての母子に贈る産科医漫画、ついに完結!ベテラン助産師・小松に人生の岐路が訪れる。そして、ペルソナを訪れた妊婦に、サクラはどこか母の面影を感じて…。辛い選択を迫ることになったサクラが自らに問いかける「出産は誰のものだ?」という問いに、答えは出るのか。2度のドラマ化も話題になった7年半の長期連載、ペルソナメンバーが未来へと歩き出す!
児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!! 「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」 子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。子どもの本当の気持ちがわからない。無自覚に傷つけてしまっているかもしれない。そんなすれ違いの中で、痛みは大きくなっていく。そして児童精神科の研修医は、自身の発達障害と向き合うことになる。第2巻は「虐待の連鎖」「カミングアウト」「家族の期待」の3編を収録。
天下分け目の賤ヶ岳の戦いを終えた石田三成は、全国各地の税制を正すべく、大谷吉継とともに太閤検地へと臨む。そして浮き彫りになる、農村が抱える闇。さらに、来たる九州征伐へ向けて海軍の視察をすべく小西行長を訪ねる秀吉の子飼い一行。当然タダで終えられるはずもなく…。行く先々で喧嘩にまみれる三成の出世物語!
京都のイタリアンに転職したまことは、まずはホールで修行中。苦労しながらも、おいしいまかないに感動する日々。すっかり料理の腕を上げたみゆきは、田中家の三男・洋輝くんに会いに行くことに。お姉ちゃんは、何を作ってあげようかと考え中。鯛、アワビ、カツオ、イカの塩辛、カニカマも!極上の海の幸で、お腹も心も満たされます!
日本全国津々浦々の土地で育てられた伝統の焼物たち。そんな焼物の精霊・”焼器霊(やきもん)”たちによって繰り広げられるハイテンション焼き物コメディー!大学2年生の夏休み、炎堂クレイは父親からの連絡を受けて、はるばるほむら焼物館を訪れていた。父親の仕事場であるほむら焼物館、そこは老舗旅館の別館を改装した焼物博物館。そこで、蒸発してしまった父親に代わって、クレイは突如夏休みの間限定で代理館長になることに!高貴でプライドの高い・伊万里、圧倒的肉体派・備前、マッドサイエンティスト・九谷、のんびり屋・美濃という曲者揃いのやきもんたちと、クレイは無事になかよく焼物博物館を立て直すことができるのか!
たまたま同時に乗り合わせた遊園地の観覧車に落ちた雷のせいか肉体と精神が入れ替わってしまった少年・明神湊(みなと)と犯罪者・黒松(偽名)。警察とヤクザの双方に追われる黒松(ニセ湊)は少年の人生の乗っ取りを企む。一方、突然の事態に混乱しながらもニセ黒松(湊)は妹を守るための行動に出る。交わるはずのなかった二人の人生は周囲を巻き込みながら大きく変わってゆく。「僕だけがいない街」の三部けい最新作は究極の入れ替わりサスペンス。2巻の帯には女優・栗山千明の推薦コメントを収録。
金田一一(きんだいち はじめ)37歳は小さなPR会社で働くしがないサラリーマン。 壮麗館という洋館を再利用するリゾート計画のモニター企画を、部下の葉山まりん(はやま まりん)と 大手PR会社の下請けとしてお手伝い中。 壮麗館はポルターガイスト現象が発生するという噂があり騒霊館とも呼ばれているーーそんな話のさなか、隣の部屋のワイングラスがひとりでに倒れ、さらには廊下の蝋燭が勝手に次々と灯りだして…!?
山田誠也、のちに「忍法帖」シリーズでその地位を確立する大作家・山田風太郎は、昭和20年、医学生として東京にいた。時は太平洋戦争末期、同世代の若者は、みな戦地へ。しかし体調不良で召集を見送られた誠也は、お国のために体を張れない葛藤を抱えながら、日々を送っていた。そんな彼が当時の世間を、そして日本をどう見ていたか。克明に綴られた日記を、令和の今だからこそ、コミカライズ。2巻で描くのは5月〜8月まで。3月の東京大空襲では、被災を免れた誠也だったが、5月の大空襲でついに…!? 個性派漫画家・勝田文がユーモアを交えて描く風太郎と昭和20年は、必読ものです!
江戸時代。大奥に仕える女性たちの多くは、生涯独身であった。 そんな彼女たちが、持てあました時間と愛情を注いだ対象、 それはーーにゃんと、猫だった!? ここは女の嫉妬うずまかない大奥! 猫嫌いキャラが定着し、猫が好きだと言い出せない滝山が、 密かに上司の飼い猫・吉野ちゃんを愛でたり愛でれなかったり! 大奥に暮らす女と猫の日常を描くゆるモフショートコメディ、開幕!
三笠シェフと"星つきシェフ"国木田との対決は予想だにしない展開に。ジビエの本場・パリならではの最高峰の鳩料理と、合わせるのは「限りなく神に近いワイン」。それが『神の雫』なのか。そして、学びを深めた雫はボルドーへ向かう。もちろん「ラフィット」「オー・ブリオン」など超一流シャトーへ……。一方の遠峰はブルゴーニュで「リシュブール」や「シャンベルタン」など至高のワインを試飲。果たしてこのなかに『神の雫』はあるのか。
ヴァイキング達が跋扈する11世紀北欧を舞台にトルフィンが本当の戦士を目指す物語。父親の仇を討つために過ごした幼少期、奴隷として農場で過ごした青年期を経てトルフィンはヴィンランドへの渡航を本格的に模索するようになる。北海最強の武力集団・ヨーム戦士団の居城・ヨムスボルグを中心にバルト海が戦火に包まれたヨーム継承戦争にまきこまれたトルフィンだが、辛くも戦争を生き抜いた。東ローマ帝国への交易で莫大な資金を調達したトルフィン達一行はアイスランドに帰郷。故郷のアイスランドで結婚式を挙げたトルフィンとグズリーズはヴィンランド移住計画の賛同者を募る。そしてついに約束の地・ヴィンランドへの旅が始まろうとしている!