2021年3月23日発売
ここは猫飼いと猫だらけの大奥。 猫を飼っていない滝山は、皆から 猫嫌いだと思われているけど、本当は猫が大好き! 特に好きなのは上司の飼い猫・吉野ちゃん! もっと吉野ちゃんを可愛がりたい…。 悶々とする滝山に今日も試練が訪れる! 1巻発売即重版! 話題のゆるモフ大奥ショートコメディ! 巻末には著者連載デビュー前の読み切り『こまとちび』も収録!
子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。佐山クリニックの受付係・市川渚は、児童自立支援施設から一時帰宅中で、隣室に暮らす少年・阿形俊彦を気に掛ける。非行に走った俊彦は複雑な家庭環境で育ち、ある問題を抱えていた。そして、佐山クリニックでは、研修医・遠野志保が、佐山卓から、児童精神科医として診察の心構えについて、指導を受ける。限られた診察時間の中で、志保はわが子の成長に疑問を持つ母子とどう向き合うべきなのかーー現代の不良と障害の複雑な関係を描いた「非行少年」編、心の病と精神科を取り巻く現状について描いた「病院選び」編ほかを収録。 児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!! 「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
米軍の日本上陸がもはや時間の問題となってきた、昭和十九年十一月。帝国海軍大佐・源田実は山本五十六の遺志を継ぎ、後に最強とうたわれる本土防衛の切り札「第343海軍航空隊」を設立。昭和二十年一月。戦闘三〇一隊長・菅野直、戦闘七〇一隊長・鴛淵孝、戦闘四〇七隊長・林喜重ら、帝国海軍屈指のエースパイロットが集結し、「第343海軍航空隊」は新たに「剣部隊」と命名される。そして彼らがパートナーを組む戦闘機こそ、零戦から「最強」を受け継いだ紫電改だった。 昭和の時代、本土防衛に賭した343空の若きパイロット達。撃墜王・菅野直を筆頭に、彼らの生きた証をその圧倒的な筆致で余すところなく描く!
負け犬根性がしみついた天野は、桜木に挑まれた「叩いてかぶってジャンケンポン」勝負に勝利することで「勝つこと」の快感を味わった。いよいよセンター試験。桜木から贈られた「お前たちは最強だ。東大受験で何も怖いものはない」の言葉を胸に試験会場へ向かう早瀬と天野。この一年、死にものぐるいで勉強した二人の結果は……? 東大受験、ついに佳境!