2021年4月23日発売
金田一一(きんだいち はじめ)37歳は小さなPR会社で働くしがないサラリーマン。 大手PR会社・電報堂の下請け仕事で廃屋同然の洋館壮麗館を再利用するイベントに駆り出された。 騒霊館の異名をとる館では怪奇現象が発生し、次々と3人のゲストが怪死を遂げる。 果たしてこの恐ろしい事件は、この館に住まう騒霊(ポルターガイスト)の仕業なのかーーー!?
雨の日、ずぶ濡れで頑張るルリコが見た球場の“いつもと違う顔”を描く「違う顔」。 村田の会社の後輩女子にルリコがマウントを取ろうとする「むかつく!」。 バックヤードの大掃除をしたら、みんなの“黒歴史”が次々発掘される「宝物がいっぱい」。 球場唯一の高校生売り子サラちゃんが活躍する「良い子」。 コジローの妻ユキが、コジロー弁当をつい買いこんでしまう「お弁当狂騒曲」などなど、 新人ビール売り子・ルリコと、個性豊かなボールパークの住人たちが大暴れの第2巻♪
「未来を知る」という謎の老人と出会い、1995年から2020年にタイムスリップしてきてしまった天才ゲームディレクター・宮友雄一。かつての右腕だった岩間は、出世して会社の社長になっていた! 現代で再会を果たした二人だったが、にわかに宮友本人とは信じることができない岩間は、その実力をたしかめるため、頓挫しかけのスマホゲーム開発プロジェクトの立て直しを命じる。 宮友のひらめきによって、なんとか最悪の危機は脱したものの、完成までにはまだまだ課題が山積みで…。
師走に入ったある日、田村の友人・久井が開業したビストロ居酒屋「くい」に大口の予約話が舞い込んだ。 ところがそれは、会社の忘年会の幹事として店を絞り込めずに困っていた若手会社員・野尾が”キープ目的”で入れた予約だった。 その後、忘年会の会場は別の店に決まったものの、部署内のお局がゴネたため、ギリギリまで「くい」の予約を保留し、前日にでもキャンセルすればいいだろうと考えた野尾。しかし、年の瀬の業務に追われ連絡を失念したまま、忘年会当日を迎えてしまう。 そんな事情はつゆ知らず、久井はお客をもてなすためにせっせと準備を進めるが…。 おもてなしを踏みにじる身勝手な行為に怒り心頭! 田村が旧知の友を救済するため奔走する!無断キャンセル編!!
佑菜に告白をし、フラれた日和。しかし、自分の言葉に赤面した佑菜を見て、振り向いてもらえるよう頑張ると決意。そんな日和の前に、佑菜の幼なじみ・亜蘭が現れて…? 佑菜を想う気持ちなら負けないはずだったけど──
誰にも、きっと等しく訪れる陽だまりのような瞬間たち──優しいまなざしでつづられた珠玉の11編を収録。