2021年6月23日発売
29歳、医師、記憶障害。失ったのは1日ごとの記憶、そして医師としての自分自身。元・脳外科医が書く超本格医療ドラマ!!/日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。患者の多くが、何らかの後遺症と闘っている。郊外の基幹病院の脳外科で働く川内ミヤビは、自らも記憶障害を抱える。アメリカ帰りの脳外科医・三瓶をはじめとした同僚に支えられながら、後遺症を持つ身だからこそできる方法で患者に寄り添う。そして明らかになる、ミヤビと三瓶の過去。「下垂体腫瘍」「左半側無視」の症例を収録。
子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。家族を失った悲しみに、人はどう向き合い、乗り越えるのか。佐山は自らの過去を明かし、患者に寄り添っていく。鍵になるのは、言葉にならない本当の気持ち。第5巻は「ステップファミリー」「グリーフケア」「完璧なダイエット」の3編を収録。 児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!! 「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
イギリスを軸に、フリーの地政学リスクコンサルタントとして世界中で働く八田百合。彼女の仕事は、地政学に基づいた知性と、ちょっとの荒技(主にプロレス技)で世界中の事件を解決すること。ネイティブ・アメリカンの居留地に、百合の考えどおりのカジノ建設が開始した。しかし、百合の思惑とは違うことに。キーは「総選挙」!? イギリスでサッカー観戦をしていた百合に、監督の依頼! 「地政学」を使えば強いサッカーチームになれる!? そして、グローバル社会に翻弄された「島」で百合を待ち受ける事件とは。「ゴルゴ13」のさいとう・たかをさん、社会学者でコメンテーターの古市憲寿さん激賞! 世界を行った気分で楽しめる地政学活劇、第6巻!!
お嬢様の体内に宿った新しい命。 細胞たちは受精卵を「異物」として排除しようとするが、母子間免疫寛容によって免疫機能は制御されてしまう。妊娠の影響でホルモンバランスは乱れ、睡眠や食事にも大きな変化が。体内に混乱が広がり免疫力が低下する中、細胞たちはお嬢様を、胎児を、守り切れるのか。 妊娠初期から臨月に至る体内の変化、陣痛発来、無痛分娩、産後ケアまで、 大ヒット細胞擬人化漫画『はたらく細胞』の、“女性”に特化したスピンオフ、妊娠から出産を細胞目線でひも解く第3巻!
氷の上に「絶対」はない。だからこそ、運命だって変えられる! いのりと司の初遠征・西日本大会がいよいよ開幕! 猛特訓で習得した2種の2回転ジャンプを武器に、 二人は西の強豪各県から集結したライバル達と対決する!