2024年7月23日発売
だんドーン(4)だんドーン(4)
龍馬が薩長同盟を仲介し、新撰組が御用改め、薩摩が英国に喧嘩を売った時代、幕末。その激動の歴史のド真ん中にひっそりと隠れて、しっかりと「仕事」をした男がいた。彼は「愛国者」か「裏切り者」か。『ハコヅメ』の作者が「日本警察の父」を描く、超本格幕末史コメディ!
こどもどろぼう(2)こどもどろぼう(2)
大きくなった身体で遊園地を大満喫するみのり。一方で、正体の秘密に迫る者や忍び寄る怪しい着ぐるみ、ついには迷子騒動まで不穏な事件は後を絶たず……!?そして、徐々に明らかになる郷田の過去と入れ替わりの秘密。「家族」の絆を深める不穏系ほのぼのコメディー第2巻!
降り積もれ孤独な死よ(8)降り積もれ孤独な死よ(8)
少年少女の大量監禁致死事件…いわゆる【灰川邸事件】の真相を追う刑事・冴木仁(さえきじん)と、事件の舞台となった屋敷の主・灰川十三(はいかわじゅうぞう)に育てられた娘・蓮水花音(はすみかのん)。二人は十三が書き残した古い日誌を読んでいた。 北海道の小さな集落「蔵土(くらつち)」で育った十三に初めてできた外の友達・志満(しま)ひかり。しかし好奇心旺盛なばかりに彼女は集落の秘密を知り過ぎてしまい、ひかりに協力した警察官の祖父は事故を装って殺されてしまう。そして十三は、育ての父から警告を受ける。[一族の掟]に従うことを受け入れねば、ひかりもまた同じ運命をたどることになる…と。彼女の安全を思い、突き放すように別れる二人。 しかし、1年後。集落の[汚れ仕事]を請け負っている犬山秀二(いぬやましゅうじ)の私物を偶然見てしまった十三は愕然とする。[生贄(いけにえ)]にした子供たちの形見を、宝物のように集めていた秀二。その中に……彼女の…ひかりの…腕時計が……!