映画むすび | 制作・出演 : カトリーヌ・ドヌーヴ

『ポンヌフの恋人』のレオス・カラックスが、ハーマン・メルヴィルの小説「ピエール」を映画化。莫大な遺産を持ち覆面作家として片手間に小説を発表しているピエール。美貌の母と優雅な生活を送る彼は、ある日、姉と名乗る謎の女・イザベルと出会う。 作品を発表するごとに新しい衝撃を与えてくれるレオス・カラックス監督の8年ぶりの映画。すべてがシークレットで撮影されたというだけに、どこかミステリアスでもある。

フランスの植民地島でタバコ工場を営むマエ。写真見合いをした彼の目の前に現われたのは、写真とは似ても似つかない美女。結婚して幸せな生活を始められたかと思いきや、彼女は財産を持って姿を消してしまった。カトリーヌ・ドヌーヴが悪女を演じたサスペンス作。

シャルル・ペローの童話を元にしたファンタジー映画。結婚を迫る王様から身を隠すため、ロバの皮を着て家畜の世話係として暮らす王女。やがて隣の国の王子と恋に落ち、知恵を絞って愛を成就させる。

美しき女吸血鬼ミリアム。彼女は不老不死であり続けるため、時代ごとに愛する男を見つけ、永遠の命を与えてきた。現代のNYで恋人ジョンと暮らすミリアムだが、ある日不老のはずのジョンが老いはじめて……。ボウイ、ドヌーヴ主演のスタイリッシュなラブ・ロマンス作。

インドにいる父に会うため、7歳の少女が母と一緒に船旅に出る。各地で目にした人類の歴史に、少女は疑問を投げかける……。95歳のオリヴェイラ監督が現代社会に問う、華麗で哀しい旅の物語。

衝動的に売春クラブへと足を踏み入れてしまった貞淑な妻。彼女は昼、娼婦になる……。カトリーヌ・ドヌーヴの代表作。監督はルイス・ブニュエルで、内面に隠された現代女性の欲望を描き出した。