制作・出演 : クラレンス・ブリュワー
発売元
キングレコード株式会社地球人よ、さらば。 半世紀を経て突如!日本初公開となった、土星の宇宙音楽王、サン・ラーの革新的・暗黒SF。 可能性は試され、失敗した。いま、不可能を試す時が来た。-サン・ラー 1969年頃に地球から姿を消していた大宇宙議会・銀河間領域の大使サン・ラーは音楽を燃料に大宇宙を航行するなか、遂に地球と異なる理想の惑星を発見した。 さっそく地球に戻り<宇宙雇用機関>を開設、ジャズのソウル・パワーによる同位体瞬間移動で 米国にいる黒人のブラザーたちの移送計画を立てるが、その技術を盗もうとアメリカ航空宇宙局(NASA)の魔の手が迫る・・・。 1960年代後半から70年代初頭にかけて、カリフォルニア大学バークレー校で「宇宙の黒人」という講義を 行っていた土星人サン・ラーの存在が、アヴァンギャルド・アートを展開していた<DILEXI>のプロデューサー、 ジム・ニューマンの目に留まり実現した、革新的・暗黒SF映画。 サン・ラーの音楽を地球を超えた新しい未来へ人々を導く原動力とし、宇宙探査とその音楽を通して黒人文化の救済を描く。 発表したフリー・ジャズの音源があまりにも膨大なため誰も全貌を把握できない土星から降臨した太陽神、 超現実的宇宙音楽の創造者サン・ラーが脚本、音楽、主演をつとめたため、本作はどこにも存在しないまったく新しい映画となった。 約半世紀を経た今でも類似作品は存在しない。ミュージカル、SFオペラ、社会評論の要素を組み合わせた本作を、 一部にはクエンティン・タランティーノ等に影響を与えたブラックスプロイテーション映画群の重要作と呼ぶ人もいる。 だが本作はジャンルの慣習に準拠しない。サン・ラーの鋭い精神状態を視覚的に表したもので、<音楽>は当時の政治的希望、 つまり人種的抑圧からの解放を反映した銀河間の兵器として使われる。 その奇妙でビザールな内容でありながら唯一無二の黒光りする存在感は同時代に出現した『未来惑星ザルドス』(74)と無理やり比較してもいいかもしれない。 また海外ではロジェ・ヴァディム監督『バーバレラ』(68)やニコラス・ローグ監督『パフォーマンス』(70)を例に本作を語る者もいる。 この度日本に入ってきた素材は地球上に残されていた唯一の35mmプリントからスキャン、 史上初めてオリジナルの画面サイズであるスタンダードサイズ(1:1.33)で作られたデジタル素材。 オリジナルのフィルムの状態を最大限再現するため、一切レストアはされていない。 海外では過去に約64分の<サン・ラー編集版>がVHSで出回っていたが、本リリースはオリジナルの81分のバージョンである。 <収録内容> ・画面サイズ:1080p Hi-Def(スタンダード) ・音声:DTS-HD Master Audio/2.0ch ・字幕:本編用日本語 ▽特典映像 ・オリジナル予告編 ・日本版予告編 <キャスト> サン・ラー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サン・ラー 監視者・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・レイ・ジョンソン ジミー・フェイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリストファー・ブルックス キャンディ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バーバラ・デロニー タニア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エリカ・レダー バブルズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョン・ベイリー バーナード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クラレンス・ブリュワー <スタッフ> 監督:ジョン・コニー 脚本:ジョシュア・スミス、サン・ラー 製作:ジム・ニューマン 撮影:セス・ヒル、パット・ライリー 音楽:サン・ラー 音:ロバート・グレイヴノア、デヴィッド・マクミラン、アーサー・ロチェスター、ケン・ヘラー 編集:バーバラ・ポクラス、フランク・ナメイ ©A North American Star System Production / Rapid Eye Movies
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キングレコード株式会社地球人よ、さらば。 半世紀を経て突如!日本初公開となった、土星の宇宙音楽王、サン・ラーの革新的・暗黒SF。 可能性は試され、失敗した。いま、不可能を試す時が来た。-サン・ラー 1969年頃に地球から姿を消していた大宇宙議会・銀河間領域の大使サン・ラーは音楽を燃料に大宇宙を航行するなか、遂に地球と異なる理想の惑星を発見した。 さっそく地球に戻り<宇宙雇用機関>を開設、ジャズのソウル・パワーによる同位体瞬間移動で 米国にいる黒人のブラザーたちの移送計画を立てるが、その技術を盗もうとアメリカ航空宇宙局(NASA)の魔の手が迫る・・・。 1960年代後半から70年代初頭にかけて、カリフォルニア大学バークレー校で「宇宙の黒人」という講義を 行っていた土星人サン・ラーの存在が、アヴァンギャルド・アートを展開していた<DILEXI>のプロデューサー、 ジム・ニューマンの目に留まり実現した、革新的・暗黒SF映画。 サン・ラーの音楽を地球を超えた新しい未来へ人々を導く原動力とし、宇宙探査とその音楽を通して黒人文化の救済を描く。 発表したフリー・ジャズの音源があまりにも膨大なため誰も全貌を把握できない土星から降臨した太陽神、 超現実的宇宙音楽の創造者サン・ラーが脚本、音楽、主演をつとめたため、本作はどこにも存在しないまったく新しい映画となった。 約半世紀を経た今でも類似作品は存在しない。ミュージカル、SFオペラ、社会評論の要素を組み合わせた本作を、 一部にはクエンティン・タランティーノ等に影響を与えたブラックスプロイテーション映画群の重要作と呼ぶ人もいる。 だが本作はジャンルの慣習に準拠しない。サン・ラーの鋭い精神状態を視覚的に表したもので、<音楽>は当時の政治的希望、 つまり人種的抑圧からの解放を反映した銀河間の兵器として使われる。 その奇妙でビザールな内容でありながら唯一無二の黒光りする存在感は同時代に出現した『未来惑星ザルドス』(74)と無理やり比較してもいいかもしれない。 また海外ではロジェ・ヴァディム監督『バーバレラ』(68)やニコラス・ローグ監督『パフォーマンス』(70)を例に本作を語る者もいる。 この度日本に入ってきた素材は地球上に残されていた唯一の35mmプリントからスキャン、 史上初めてオリジナルの画面サイズであるスタンダードサイズ(1:1.33)で作られたデジタル素材。 オリジナルのフィルムの状態を最大限再現するため、一切レストアはされていない。 海外では過去に約64分の<サン・ラー編集版>がVHSで出回っていたが、本リリースはオリジナルの81分のバージョンである。 <収録内容> ・画面サイズ:1 6 : 9(スタンダード) ・音声:ドルビーデジタル/2.0ch ・字幕:本編用日本語 ▽特典映像 ・オリジナル予告編 ・日本版予告編 <キャスト> サン・ラー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サン・ラー 監視者・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・レイ・ジョンソン ジミー・フェイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリストファー・ブルックス キャンディ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バーバラ・デロニー タニア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エリカ・レダー バブルズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョン・ベイリー バーナード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クラレンス・ブリュワー <スタッフ> 監督:ジョン・コニー 脚本:ジョシュア・スミス、サン・ラー 製作:ジム・ニューマン 撮影:セス・ヒル、パット・ライリー 音楽:サン・ラー 音:ロバート・グレイヴノア、デヴィッド・マクミラン、アーサー・ロチェスター、ケン・ヘラー 編集:バーバラ・ポクラス、フランク・ナメイ ©A North American Star System Production / Rapid Eye Movies