映画むすび | 制作・出演 : 堤下敦

制作・出演 : 堤下敦

樹海のふたり樹海のふたり

【ストーリー】 竹内と阿部は、テレビ業界の落ちこぼれディレクター。二人はそれぞれの起死回生をかけて<ある人々>を取材する為に「富士の樹海」に入って行った。それは樹海で自らの命を絶とうとする「自殺志願者」を見つけ、思い止まらせ、その一部始終を撮影する為だ。二人が作った生と死のドキュメント番組は、高視聴率をはじき出し人気を博していく。だが、ビデオカメラのファインダー越しから覗いた取材対象者たちの人生に触れた彼らは、次第に人間としての良心と視聴率の板挟みになり、自分たちの行動に疑問を持ち葛藤していく・・・。 【解説】 ビデオカメラのファインダー越しに人生が見える。テレビ番組取材で樹海に訪れた二人の落ちこぼれディレクター。彼らが知った生と死の狭間の先にあるものとは? 富士山の麓に海のように広がる原生林・樹海で自殺しようとする人々を追うフリーの落ちこぼれテレビディレクター、竹内(板倉俊之)と阿部(堤下敦)の二人は、最初は生活していくために視聴率の取れる番組を作ろうと考えていた。だが、ビデオカメラのファインダー越しから覗いた取材対象者たちの人生に触れた彼らは、次第に人間としての良心の板挟みになり、自分たちの行動に疑問を持ち葛藤していく。 本作は報道番組の特集コーナーで実際に自殺志願者に取材したテレビディレクターたちの体験をもとに、数々のテレビ・ドキュメンタリーの秀作を手掛けた山口秀矢が脚本・監督を手掛け、悩みや苦しみを持ちながらも生きていくことへの希望を描いた感動のヒューマンドラマ。 主演は、本作が映画初主演となるお笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之と堤下敦がテレビ番組制作会社の落ちこぼれディレクター役を熱演。共演には、自殺志願の中年男役に独特な個性が光るきたろう、自閉症児の子を持つディレクターの妻役にアイドルから今や女優として活躍するエンクミこと遠藤久美子、宿泊所の理由ありの謎の女役に円熟味を増した烏丸せつこ、そして認知症の父親役で中村敦夫が重厚な演技をするなど、日本映画を代表とする個性的で豪華なキャストが脇を固めている。またスタッフには、撮影を『誰も知らない』『ワンダフルライフ』の山崎裕、音楽を俳優として活躍する関口知宏が担当し、カズンが歌うエンディングテーマ「IBUKI」が観る者への心を優しく包み込む。 ◆2013年全国劇場公開作品 ◆映像特典:メイキング(約30分)/予告編 <キャスト> 板倉俊之(インパルス) 堤下敦(インパルス) きたろう 遠藤久美子 中村敦夫(特別出演) 長谷川初範 新井康弘 関口知宏 藤田弓子 烏丸せつこ <スタッフ> 監督・脚本:山口秀矢 エグゼクティブプロデューサー:柏井信二 プロデューサー:相川弘隆 藍澤幸久 徳永一彦 音楽:関口知宏 エンディング歌:カズン「IBUKI」 (c)2013『樹海のふたり』製作委員会

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