制作・出演 : 小林桂樹
緻密な資料収集と当時の最新情報をもとに作られたSF小説の傑作を壮大なスケールで映画化。深海潜水艇で日本海溝を調査中の研究者が海底の異変に気づき、近く日本が沈没することを主張する……。
松本清張の原作を小林桂樹主演で映画化したサスペンス。サラリーマンの石野は愛人宅近くで外交員の杉山とすれ違った。翌日、杉山が殺人事件の犯人として逮捕された。石野は保身のため、杉山と会ったと言えず……。
松本清張の原作を池内淳子主演で映画化したサスペンス。病気の夫を抱え苦労を強いられていた女・民子がそそのかされて夫を殺害。これをきっかけに、彼女は愛欲と陰謀に満ちたけもの道を歩き始めるのだったが……。
2・26事件をきっかけに始まった軍による政治介入は、やがて太平洋戦争へとつながっていき……。日本を戦争へと導いていった“軍閥”と、真実を伝えようとしたジャーナリストの姿をとらえた戦争映画。
上川隆也が家庭裁判所調査官・広川一に扮したヒューマン・ドラマ、シリーズ第3弾。広川がオヤジ狩りを止めたことから、複雑な事件が明らかになっていく。麻薬や援助交際でしか自分を表現できない子供たちの苦悩とは……?
小松左京の原作を丁寧に映像化。1974〜75年にテレビ放映されたスペクタクル・シリーズ。マントル対流によって日本海溝が沈降、日本列島各地が水没していくさまが描かれる。東宝の特撮技術と豪華キャストが見もの。
幻想的かつサイケデリックなビジュアルが伝説となった、1949年製作の怪奇特撮映画。物理学者・摩耶龍造の弟子が怪死したのをきっかけに、摩耶家で謎の連続殺人が起こる。犯人とおぼしき虹男の恐怖に、記者カップルが挑む。
山口瞳の直木賞受賞作を、鬼才・岡本喜八監督が映画化。高度経済成長期、平凡なサラリーマンが自分の生活を小説にして直木賞を受賞するまでを描く。小林桂樹の軽快な演技、アニメとの合成など見どころ満点の風刺喜劇。