映画むすび | 制作・出演 : 市川雷蔵

泉鏡花の同名原作を市川雷蔵主演で映画化。恋仲になった柳橋の芸者と所帯を持った男が、出世の妨げになると、恩師に芸者との別れを迫られる……。恋と義理の間で激しく苦悩する男の様子を描く。

藩主が幽閉され、若殿は毒殺の危機に。そんな風雲急の丸亀城に颯爽と登場する桃太郎侍。その正体とは双子の兄、若殿を救うべく活躍する剣の使い手だった……。三隅研次監督、市川雷蔵主演でおくる恋あり、チャンバラありの明朗時代劇。

《市川雷蔵ベストセレクション》シリーズの1本。平安末期、父は天皇なのか、八坂の悪僧なのか、清盛の出生に関する疑問と苦悩はやがて激しい野心となって変わり、時代を大きく揺さぶる……。

ひたすら真実の恋を求め、さまざまな女性と恋に落ちる光源氏を雷蔵が演じる絢爛豪華な時代絵巻。複雑な人間関係や王朝時代の風俗などが描かれ、父帝を雷蔵の養父市川寿海が演じている。

旅鴉の半次郎は若君の護衛を頼まれるが、途中で若君の発言に腹を立て姿をくらましてしまう。だが若君がピンチのときには必ず現われるのだった。雷蔵のコミカルな演技が堪能できるシリーズ第2作。