制作・出演 : 長谷川月起
映画、ではなく現実 次の世代に残してはいけない問題がここにあるー ■第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 コンペティション部門に正式出品! 第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で最高賞を競うコンペティション部門に日本映画として10年ぶりに正式出品。 約1200席ある上映会場のチケットは事前に完売。上映後は約8分間にわたるスタンディング・オベーションによって、観客から熱狂的に迎えられた。 他にも、第23回東京フィルメックス コンペティション部門 観客賞受賞、第53回インド国際映画祭(ゴア)オフィシャルセレクション部門、 第44回カイロ国際映画祭 インターナショナル・パノラマ部門、ヨハネスブルグ映画祭正式出品など、世界有数の映画祭に名を連ねた。 ■監督は長編デビュー作『アイム・クレイジー』(19)で、第22回富川国際ファンタスティック映画祭NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)に輝いた工藤将亮 森田芳光監督、石井岳龍監督、犬童一心監督、行定勲監督、山崎貴監督ら現代の日本映画界を代表する名監督達の右腕として、時代劇からSFファンタジーまで幅広いジャンルで研鑽を積む。 輝かしい初長編監督作に続いて、コロナ禍でのステイホーム出来ない若者を描いた長編2作品目「未曾有」(21)がタリンブラックナイト国際映画祭Rebels with A Cause部門で正式上映され、 本年の富川国際ファンタスティック映画祭でも再び公式招待を受けている。 長編第3作目となる本作では、第33回日本映画批評家大賞・新人監督賞や第5回大島渚賞、第64回監督協会新人賞など、数多くの賞を受賞した。 ■主題歌「Thanks」を提供するのは地元沖縄を拠点に人気を集める唾奇 ■全編沖縄ロケを決行! 沖縄市のコザを舞台に、幼い息子と夫との3人暮らしをする17歳のアオイが、社会の過酷な現実に直面する姿を描くため、全編沖縄ロケにこだわりぬいて撮影がされた。 主人公アオイを演じたのは、これが映画初主演となった花瀬琴音。彼女は撮影前の1ヶ月間、実際に沖縄で生活し、東京生まれ・東京育ちである彼女が、 沖縄在住の方々から見ても、違和感なく“沖縄で生まれ育った若者”に見えるアオイ像を体現。 そんな彼女の姿が評価され、第33回日本映画批評家大賞・新人女優賞や第37回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞している。 また、アオイの友人役・海音には映画初出演となる石田夢実、アオイの夫マサヤ役には『衝動』(21)の佐久間祥朗なども、 花瀬と同様に撮影1ヶ月前から現地に入り、沖縄市コザで実際に生活することによって体感したリアルな感覚は、各々が演じる役に反映されている。 ※収録内容は変更となる場合がございます。