17歳のカルテ/あの頃ペニー・レインと
<ストーリー>探しに行こう心にできた隙間を - 埋めてくれる何かを。
自殺しようとしたんじゃない。消そうとしたの。スザンナは自殺するつもりではなかった。何かに苛立ち、何かが不安だった。娘に手を焼いた両親は、精神病院への入院をスザンナに勧める。そこで“境界性人格障害”と診断された彼女はエキセントリックな患者リサと出会う…。たった15歳でローリングストーン誌のライターとしてデビューしたウィリアム。
優等生の彼を変えたのは、ロックと切ない初恋だった。厳格な母に育てられ、セックスもドラッグも知らない優等生。そんなウィリアムが地元誌に書いた原稿がローリングストーン誌の目に留まり、フツーの15歳の生活から一転、ロックの世界に没頭してゆく。ブレイク寸前のバンドに同行取材することになったウィリアムは、グルーピーのリーダー、ペニー・レインと出会う。それは切ない恋の始まりだった…。「ザ・エージェント」「バニラ・スカイ」のキャメロン・クロウ監督の自伝的ストーリー。レッド・ツェッペリン、ニール・ヤングなど大物アーティストの取材で ジャーナリズムの伝説的存在となった自らの逸話を、70年代ロック・ミュージックにのせて贈る最高傑作。