映画むすび | ウルフェン

ウルフェン

ウルフェン

ニューヨークのバッテリーパークで、大企業のオーナーとその夫人、そしてハイチ人のボディガードが殺される休職中のところを呼び戻された殺人課刑事、ウィルソン(A・フィニー)は、検視官から死体は鋭い凶器によって切り刻まれたにも関らず、金属片が見つからないことを知らされる。再開発が進む旧オランダ街で同じような犠牲者が相次ぎ、ウィルソンは犯罪心理学者のレベッカ(D・ヴェノーラ)と調査を進める内に、遺体に残されていた体毛が人間のものではなく、狼の体毛であることを掴む。また高所で働く変わり者の先住民エディが何かを知っているのでは、と考えたウィルソンはエディからウルフェンという狼の精霊の存在を聞かされる。エディによればウルフェンは太古から地下に潜み、狩りをして暮らしているという。一連の事件はウルフェンによるものなのか?
ウルフェンの視点を表現するネガポジ反転の“ケムトン・エフェクト”などの視覚効果が話題を呼び、1982年度アボリアッツ・ファンタスティック映画祭審査員特別賞を受賞した。

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