太陽の坐る場所
あなたさえいなければ、わたしがキョウコだったーー
直木賞作家、辻村深月の傑作ミステリーを映画化!
<作品解説>
「鍵のない夢を見る」で第147回直木賞を受賞し、2012年に公開された映画『ツナグ』のヒットも記憶に新しい作家・辻村深月の同名小説『太陽の坐る場所』を映画化。新作を出す度に、ファンの期待を大きく上回る作品を発表し、20代の女性を中心に幅広い世代の読者から支持を受けている辻村。本作は、彼女の初期作品としてファンからも根強い人気を誇る作品となっており、自身の作品2度目の映画化となる。当初は、映画化への不安を臭わせていた辻村も、原作の空気感が見事に表現されたシナリオに、矢崎仁司という監督が加わることで、それまで抱いていた不安が期待に変わったという。
『ストロベリーショートケイクス』、『スイートリトルライズ』など、独特の世界観を表現し、国内外で高い評価を受けている矢崎仁司監督が原作に惚れ込み、映画化を熱望。女性の内面を細やかに演出する手腕には定評があり、本作でも、誰もが一度は経験したことのある、思春期の「あの頃」と、10年後、成長して葛藤を抱えた彼女たちの生き様を痛々しくもリアルに描き、眩しいくらいに輝いていた青春の光と、純粋さの裏に隠されていた残酷な影を映し出している。 矢崎監督曰く、「選ばれたのではなく出会った」と語る彼らの瑞々しい演技にも要注目。
原作者の辻村深月、矢崎仁司監督ともに同じ山梨県出身の同郷。それぞれ、自らのルーツに故郷の原風景がある、と語る2人の言葉に突き動かされ、山梨放送開局60周年記念作品として製作がスタート。そこに、同じく山梨県出身のレミオロメン・藤巻亮太も主題歌の書き下ろしという形で本作に参戦することになる。シナリオを書いていた時から、レミオロメンの「永遠と一瞬」を聞いていたと語る矢崎監督からのラブコールに応え、ソロとして初の映画主題歌を書下ろすことが決定。「アメンボ」というタイトルがつけられたこの曲は、彼女たちの繊細な心理描写を見事に歌い上げ、全編を通して描かれる突き刺さるような緊張感を解き放ち、優しく包み込んでいる。
<ストーリー>
学校中の人気を集め、クラスの女王として君臨していた響子。自分の立場も、好きな人も、友達すらも、欲しいものは何でも手に入ると信じていた完璧な高校時代。彼女の傍には、いつも、同じ名前を持つ同級生の今日子がいた。光り輝く太陽と、その光に付き従う影のように。
高校卒業から10年。過去の輝きを失い、地元で地方局のアナウンサーとして満たされない毎日を過ごす響子と、彼女とは対照的に、東京に出て、誰もが憧れる人気女優として活躍している今日子。そんな2人の元に、クラス会の知らせが届く。これまでにも、度々開かれてきたクラス会で話題にあがるのは、女王、・響子ではなく、女優となった今日子のこと。かつての光と影が入れ替わり、卒業以来、言葉を交わすことすらなかった2人がそこで再会を果たす…2人が向き合い、初めて語られる10年前の真実とは?
<キャスト>
水川あさみ
木村文乃
三浦貴大
森カンナ
鶴見辰吾
<スタッフ>
原作:辻村深月(文春文庫刊) 監督:矢崎仁司 脚本:朝西真砂 主題歌:「アメンボ」藤巻亮太
製作:野口英一
企画:中村一政 今村睦
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介、篠原公男
プロデューサー:田辺順子、荻野弘樹
音楽プロデューサー:佐々木次彦
撮影:石井勲 照明:大坂章夫
録音:高島良太 整音:吉田憲義
美術:布部雅人 編集:目見田健
音楽:田中拓人 助監督:塩入秀吾
ラインプロデューサー:新野安行
挿入歌:レミオロメン「永遠と一瞬」
特別協賛:山梨中央銀行
制作プロダクション:ムスタッシュ
企画協力:文藝春秋、フィルムバンディット
配給・宣伝:ファントム・フィルム
製作:「太陽の坐る場所」製作委員会
山梨放送開局60周年記念作品
発売元:ファントム・フィルム
販売元:TCエンタテインメント
(c) 2014 『太陽の坐る場所』 製作委員会
関連映画
あなたさえいなければ、わたしがキョウコだったーー 直木賞作家、辻村深月の傑作ミステリーを映画化! <作品解説> 「鍵のない夢を見る」で第147回直木賞を受賞し、2012年に公開された映画『ツナグ』のヒットも記憶に新しい作家・辻村深月の同名小説『太陽の坐る場所』を映画化。新作を出す度に、ファンの期待を大きく上回る作品を発表し、20代の女性を中心に幅広い世代の読者から支持を受けている辻村。本作は、彼女の初期作品としてファンからも根強い人気を誇る作品となっており、自身の作品2度目の映画化となる。当初は、映画化への不安を臭わせていた辻村も、原作の空気感が見事に表現されたシナリオに、矢崎仁司という監督が加わることで、それまで抱いていた不安が期待に変わったという。 『ストロベリーショートケイクス』、『スイートリトルライズ』など、独特の世界観を表現し、国内外で高い評価を受けている矢崎仁司監督が原作に惚れ込み、映画化を熱望。女性の内面を細やかに演出する手腕には定評があり、本作でも、誰もが一度は経験したことのある、思春期の「あの頃」と、10年後、成長して葛藤を抱えた彼女たちの生き様を痛々しくもリアルに描き、眩しいくらいに輝いていた青春の光と、純粋さの裏に隠されていた残酷な影を映し出している。 矢崎監督曰く、「選ばれたのではなく出会った」と語る彼らの瑞々しい演技にも要注目。 原作者の辻村深月、矢崎仁司監督ともに同じ山梨県出身の同郷。それぞれ、自らのルーツに故郷の原風景がある、と語る2人の言葉に突き動かされ、山梨放送開局60周年記念作品として製作がスタート。そこに、同じく山梨県出身のレミオロメン・藤巻亮太も主題歌の書き下ろしという形で本作に参戦することになる。シナリオを書いていた時から、レミオロメンの「永遠と一瞬」を聞いていたと語る矢崎監督からのラブコールに応え、ソロとして初の映画主題歌を書下ろすことが決定。「アメンボ」というタイトルがつけられたこの曲は、彼女たちの繊細な心理描写を見事に歌い上げ、全編を通して描かれる突き刺さるような緊張感を解き放ち、優しく包み込んでいる。 <ストーリー> 学校中の人気を集め、クラスの女王として君臨していた響子。自分の立場も、好きな人も、友達すらも、欲しいものは何でも手に入ると信じていた完璧な高校時代。彼女の傍には、いつも、同じ名前を持つ同級生の今日子がいた。光り輝く太陽と、その光に付き従う影のように。 高校卒業から10年。過去の輝きを失い、地元で地方局のアナウンサーとして満たされない毎日を過ごす響子と、彼女とは対照的に、東京に出て、誰もが憧れる人気女優として活躍している今日子。そんな2人の元に、クラス会の知らせが届く。これまでにも、度々開かれてきたクラス会で話題にあがるのは、女王、・響子ではなく、女優となった今日子のこと。かつての光と影が入れ替わり、卒業以来、言葉を交わすことすらなかった2人がそこで再会を果たす…2人が向き合い、初めて語られる10年前の真実とは? <キャスト> 水川あさみ 木村文乃 三浦貴大 森カンナ 鶴見辰吾 <スタッフ> 原作:辻村深月(文春文庫刊) 監督:矢崎仁司 脚本:朝西真砂 主題歌:「アメンボ」藤巻亮太 製作:野口英一 企画:中村一政 今村睦 エグゼクティブプロデューサー:小西啓介、篠原公男 プロデューサー:田辺順子、荻野弘樹 音楽プロデューサー:佐々木次彦 撮影:石井勲 照明:大坂章夫 録音:高島良太 整音:吉田憲義 美術:布部雅人 編集:目見田健 音楽:田中拓人 助監督:塩入秀吾 ラインプロデューサー:新野安行 挿入歌:レミオロメン「永遠と一瞬」 特別協賛:山梨中央銀行 制作プロダクション:ムスタッシュ 企画協力:文藝春秋、フィルムバンディット 配給・宣伝:ファントム・フィルム 製作:「太陽の坐る場所」製作委員会 山梨放送開局60周年記念作品 発売元:ファントム・フィルム 販売元:TCエンタテインメント (c) 2014 『太陽の坐る場所』 製作委員会 2015/03/04 発売