種まく旅人 くにうみの郷
★映像特典
予告編(予定)
忘れていた、大切なものがありました。
瀬戸内海の淡路島を舞台にした、「種まく旅人」シリーズ第2弾。
■「種まく旅人」シリーズ第2弾!舞台は瀬戸内海、淡路島!!
くにうみの郷、淡路島でオールロケを敢行!
暮らしの根幹である農水産業を背景に、
人と自然の再生を描いた心温まるヒューマン・ドラマ。
■主演・栗山千明!桐谷健太、三浦貴大ら若き実力派俳優陣が集結!
さらに豊原功補、谷村美月、音月桂ら豪華俳優陣が熱演!!
■シリーズ関連情報
第3弾となる映画『種まく旅人〜夢のつぎ樹』(仮)2016年秋、公開予定!
制作発表会見が2015年8月8日に行われ、主演の高梨臨、斎藤工、佐々部清監督が登場。
第3弾は岡山県赤磐市が舞台になることが発表された。
また、シリーズ第1弾映画『種まく旅人〜みのりの茶〜』も好評発売・レンタル中!
<収録内容>
・【DISC】:DVD 1枚 111分
・画面サイズ:16:9 LB
・音声:ドルビーデジタル5.1chサラウンド
※仕様は変更となる場合がございます。
<ストーリー>
神野恵子、31歳。仕事はできるが、少々頭でっかちなアメリカ帰りの農林水産省官僚。
日本の第一次産業の現状を調べるために淡路島にやって来た恵子は、
タマネギ農家の豊島岳志と、海苔の養殖を行う豊島渉の兄弟に出会う。
家業を継ぎながら新しい農業ビジネスモデルを模索する頑固な兄と、
家を出て漁協組合長に弟子入りした一途な弟。
対照的な二人は父の死をきっかけに仲違いしており、それぞれ人手不足、
環境の変化などの問題と向き合いながら自分の道を切り開こうとしていた。
二人の姿に胸を打たれた恵子は兄弟を和解させるため、
そして島の農水産業を盛り上げるため一大プロジェクトを立ち上げる。
それは山の栄養を含んだ溜め池の泥を海に流すことで豊かな水質を取り戻す伝統手法“かいぼり”の復活。
兄弟とともに土や水に触れ、作物の成長を見守り食べるうちに恵子の心も癒されていく──。
【かいぼりとはーー】
ため池の水を抜き、堆積した腐葉土を流し出す維持管理作業。
兵庫県はため池の数が日本一多く(約38,000ヵ所)、
その半分以上(約23,000ヵ所)が淡路島にある。
ため池は放置すると山から土砂などがたまって貯水量が低下するだけでなく、
台風や大雨の際に決壊する恐れも出てくるため、農家は定期的にかいぼりを行い、
ため池を維持管理してきた。
しかし、近年は農業者の高齢化などにより、かいぼりが行われないため池が増加。
一方、海ではこの十数年、リンや窒素などの栄養塩不足が原因と見られる海苔の色落ちが深刻な問題に。
かいぼりの際に川から海に流される腐葉土はこれらの栄養を豊富に含んでいることから、
かいぼりの重要性があらためてクローズアップされるようになった。
かつては海苔の網にかいぼりの泥がつくことで海苔の胞子が網に付着しないというトラブルもあったが、
養殖技術が進んだ現在は、時期さえ考慮すれば問題ないという見方が強い。
このような風潮の中、淡路島では地域の農業者と漁業者が連携し、
ため池の適正な管理と豊かな里海の再生を促進するかいぼり行事が復活しつつある。
劇場公開作品(2015年5月30日ロードショー 全国40館)
<キャスト>
栗山千明 桐谷健太 三浦貴大
谷村美月 音月桂 根岸季衣 山口いづみ 永島敏行
豊原功補
<スタッフ>
監督:篠原哲雄
脚本:江良至 山室有紀子
音楽:松永貴志
主題歌:にこいち「今日も風が吹く」(株式会社バップ)
エグゼクティブプロデューサー:北川淳一
プロデューサー:秋枝正幸 松井晶子
ラインプロデューサー:清水啓太郎
撮影:阪本善尚(JSC) 照明:井寺幸二 録音:山方浩 美術:露木恵美子 編集:川瀬功 音響効果:柴崎憲治 キャスティング:杉野剛 助監督:吉見拓真
製作:「種まく旅人 くにうみの郷」製作委員会
配給:松竹
(c)2015「種まく旅人 くにうみの郷」製作委員会