映画むすび | ソン・ランの響き

ソン・ランの響き

ソン・ランの響き

ベトナムの民族楽器ソン・ランの響きにのせて
孤独な二人の人生がひととき交差する
ボーイ・ミーツ・ボーイの物語

ベトナムの民族楽器<ソン・ラン>の響きにのせてふたりの男の出会いを描く感動作!!

80年代のサイゴン(現・ホーチミン市)。
取り立て屋ユンは、ベトナムの伝統歌舞劇<カイルオン>の花形役者リン・フンと出会う。
ふたりは初めは反発し合っていたが、停電の夜ユンの家にリン・フンが泊まったのをきっかけに、心を通わせていく。
実はユンはかつて民族楽器<ソン・ラン>の奏者を志した事があり、楽器を大切に持っていたのだった・・・。

★世界各地で映画賞多数受賞の話題作!
ユン役のリエン・ビン・ファットは、本作がデビュー作ながら、第31回東京国際映画祭で、新人俳優賞に相当するジェムストーン賞を受賞。
リン・フンはベトナムのアイドルグループ<365daband>の元メンバーであるアイザックが演じている。
なお、レオン・レ監督は少年期に渡った米国から帰国し、監督デビューした本作で、世界各地の映画賞を続々と受賞中!

★ソン・ランとは?
ベトナムの民族楽器で、楽曲の最初と最後で用いられる。
直径約7センチほどの中空の木の胴と、弾性のある曲がった金属部品と、その先に取り付けられた木の玉からなる打楽器で、伝統的な室内楽の拍を打つのに用いられる。
演奏者、役者双方にとってリズムの基礎となり、ベトナムの現代大衆歌舞劇「カイルアン」の音楽の魂であり、公演には欠かせない。なお、「ソン・ラン」とは「二人の(Song)」「男(Lang)」との意味もある。

★カイルオンとは?
20世紀初頭のベトナム南部で誕生し、1930年代のフランス植民地下、中産階級の劇場で花開いたベトナム南部の大衆歌舞劇の一つであり、いわばベトナム版オペラ。
特に60年代のベトナム南部で人気があった。ベトナムの民謡、古典音楽、現代演劇の集約である。

★≪受賞歴≫
第31回東京国際映画祭 東京ジェムストーン賞(リエン・ビン・ファット)
オーストラリア映画監督協会賞
ACS賞(長編部門)/審査員賞/撮影監督賞/ゴールデン・トライポッド賞(長編部門)(豪)
トゥデイTVフェイス・オブ・ザ・イヤー賞 長編部門最優秀主演男優賞/長編部門最優秀作品賞/最優秀美術賞(ベトナム)
ホーチミン・シネマ・アソシエーション VCA賞最優秀男優賞/美術・衣装賞/最優秀作品賞(ベトナム)
シャルム・エル・シェイク・アジアン映画祭 サミル・ファリド賞(長編部門最優秀作品賞)/監督賞(ジェド柱賞)(エジプト)
ベトナム映画協会 ゴールデン・カイト賞最優秀主演男優賞/撮影賞/シルバー・カイト賞最優秀作品賞(ベトナム)
サンディエゴ・アジアン映画祭 観客賞(米)
北京国際映画祭 最優秀新人監督賞(中)
ASEAN国際映画祭 脚本賞
ロサンゼルス・アジアン・パシフィック映画祭 審査員特別賞(米)/テルアビブLGBT映画祭 観客賞(イスラエル)
フレームライン・サンフランシスコ国際LGBTQ映画祭 観客賞
ニューヨーク・アジアン映画祭 観客賞(米)
アジアン・アメリカン国際映画祭 観客賞/新人監督賞(米)
ファーゴ・ムーアヘッドLGBT映画祭 撮影賞(米)
第21回ベトナム映画祭 金の蓮賞(最優秀作品賞)/監督賞/助演男優賞

<収録内容>
【Disc】:DVD1枚
・画面サイズ:1620×1080(3:2)
・音声:ドルビーデジタル2ch
・字幕:日本語字幕

 ▽特典映像
・予告編
・リエン・ビン・ファット インタビュー

※収録内容は変更となる場合がございます。

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