スーパースター
旗挙十周年、そして新境地。子供の頃から、スーパースターに憧れていた。でも、僕にはなれないことも解っていた。スーパースターになる人は星を持っている。_僕の歩んできた人生の中にも星を持っている者はいて、彼らは僕と違った。『才能』だとか、『環境』だとかで言い訳できるものではなく…星を持って生まれたとしか言いようがない。今、彼らが何をしているかは知らない。大人になって星を手放してしまった者もいるだろう。僕はというと、相変わらず星を掴めないかと試行錯誤している。僕は一生悩み続けるードン・キホーテなのだ。