映画むすび | 宮松と山下

宮松と山下

宮松と山下

名もなき誰かを演じ、名もなき自分を演じる。

★第70回 サンセバスチャン国際映画祭「New Directors部門」正式招待作品

★日本を代表する映画俳優 香川照之、単独主演作で演じるのはエキストラ!さらに、津田寛治、尾美としのり、中越典子ら名優たちが集結!
各分野で八面六臂の活躍を続ける香川照之が、ポン・ジュノ監督作品『TOKYO!〈シェイキング東京〉』、
黒沢清監督作品『トウキョウソナタ』に主演した2008年以来の単独主演作品として選んだ『宮松と山下』。
常に圧倒的な存在感を見せてきた香川が本作で挑んだのは、エキストラ俳優・宮松。
日替わりどころか分刻みで端役を演じる記憶を失った男を、繊細に複雑に演じ切った。
その実体感ある人物造形は、他の追随を許さぬ、香川ならではの境地だ。
香川を支える共演者たちも実力派が揃った。津田寛治、尾美としのり、中越典子らが、口数の少ない宮松の謎に包まれた現在と過去を展開し、観客の目をくぎ付けにする。

★カンヌ短編部門、サンセバスチャン、クレルモン・フェランなど、結成以来、数々の国際映画祭で招待上映され続ける監督集団「5月」による長編デビュー作。
観客は次に何が起こるのか予測不能な映像迷路を彷徨いながら、ラストシーンにたどり着き、香川照之の微かに変化していく表情に胸をつかまれる。

数多くの名作CMや教育番組『ピタゴラスイッチ』を手掛けてきた東京藝術大学名誉教授・佐藤雅彦、
NHKでドラマ演出を行ってきた関友太郎、多岐にわたりメディアデザインを手掛ける平瀬謙太朗の3人からなる監督集団「5月」による初長編監督作品。
“新しい手法が生む新しい映像体験”を標榜する彼らが生み出したのはこれまでにない映像体験を伴う物語。
フィクションとノンフィクションの世界を行き来するスリリングな展開に、観客は次に何が起こるのか予測不能な映像迷路を彷徨いながら、ラストシーンへとたどり着くー。
第70回サンセバスチャン国際映画祭New Directors部門正式招待作品。

※収録内容は変更となる場合がございます。

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