映画むすび | 下郎の首

下郎の首

下郎の首

舞う槍!唸る白刃!忠義か恋か!殺風吹く地蔵河原の凄惨な決闘!

■日本映画界に燦然と輝く巨星・伊藤大輔が、封建社会の主従関係の非情さを重厚に描いた傑作がHDリマスターでDVD化!
■自身の代表作で無声映画の幻の名作『下郎』をセルフリメイクし、伊藤の戦後代表作の1本ともなった
■伊藤は1924年の監督デビュー以降、大河内伝次郎とのコンビで注目作、ヒット作を次々と放ち、戦後は『王将』を経て新東宝
で本作を含む三作のメガホンをとっている
■伊藤は本作で、ヒューマニズムと封建思想の相克、普通の人々が悪人ではないがために辿る悲劇を描いたと語っている
■忠義を尽くした主人に裏切られて恋人と共に凄惨な返り討ちに遭うという、伊藤が描き続けるテーマ<信頼と裏切り>を最もストレートに表現した作品
■単純な娯楽作品の多かった当時のチャンバラ映画において異彩を放つストーリー展開で、重厚なリアリズムの中で進む物語は、ラストの壮絶な大殺陣に帰結していく。
■伊藤の前作『明治一代女』で好演した田崎潤が主演に抜擢されている。
闇組織のボスや実直な軍人、特撮映画への出演など名脇役として多彩なキャリアを誇る田崎の貴重な主演作品
■1955年初公開

※収録内容は変更となる場合がございます。

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