狂った果実
石原裕次郎の伝説はここから始まった!
兄、弟、人妻ー若い世代の狂ったモラルを中平康監督の鋭い演出が描破する!
フランソワ・トリュフォー監督が絶賛しヌーベルバーグに多大な影響を与えた青春映画の金字塔!
『日本女性プロデューサー誕生70周年記念<企画・水の江滝子>』日本初の女性プロデューサー・
水の江滝子の傑作が初ブルーレイ化で蘇える!
★日本女性映画プロデューサー誕生70周年記念 <企画:水の江滝子>ブルーレイ・DVDシリーズ
2024年12月28日は昭和を代表する大スター・石原裕次郎の生誕90年! その石原裕次郎をはじめ浅丘ルリ子、岡田眞澄、和泉雅子ら数々のスーパースター、
中平康や藏原惟繕といった名監督を見出したのが、日本映画界初の女性プロデューサー・水の江滝子!
水の江滝子がプロデューサーデビュー70周年を迎えることを記念し、<企画:水の江滝子>ブルーレイ・DVDシリーズを2025年4月よりスタート!
★日本映画史上未曾有のスーパープロデューサー・水の江滝子とは
水の江滝子(1915-2009、本名:水の江瀧子)は、1928年に松竹歌劇団の第1期生として入団。日本の少女歌劇史上初めて男役を演じ「男装の麗人」として国民的な人気を得た。
その活躍ぶりはNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼(2024)」でも言及されたほどで、まさに戦前の昭和文化を代表するアイコンであった。
戦後の1954年、映画製作を再開したばかりの日活に日本映画史上初の女性プロデューサーとして入社(プロデューサーとしての第1作『初恋カナリヤ娘』は1955年公開)。
当時は男尊女卑のまかり通る男社会だった撮影所で、様々な逆境をはねのけ自ら数々のスター・スタッフを発掘。
独自の嗅覚でプロデュースした映画は次々とヒットし、ついには「太陽族現象」で映画を超えた社会現象を巻き起こすまでに至り、世に送り出した作品は全79作を数える。
★文芸・アクション・ミュージカル…水の江滝子の足跡をたどる多彩なラインナップ!
ヌーベルバーグ運動に多大な影響を与えた石原裕次郎の初主演作『狂った果実』、赤木圭一郎主演の日活ムードアクション代表作『霧笛が俺を呼んでいる』、
石原裕次郎×浅丘ルリ子で贈る日本初のロードムービー『憎いあンちくしょう』、加賀まりこ主演のクール&ポップ&キュートな『月曜日のユカ』、
芦川いづみが自身のベスト映画に選んだヒューマンドラマ『硝子のジョニー 野獣のように見えて』熊井啓脚本の異色のジャズバンド・アクション『七人の挑戦者』…
つねに時代の最先端を追い続けた水の江滝子による作品たちを2025年4月から続々リリース!
『太陽の季節』でスクリーンデビューした石原裕次郎の2作目にして主演1作目であり、裕次郎の実兄の石原慎太郎が映画初脚本を担当している。
湘南の海を舞台に享楽的な兄と内向的な弟の相克、そして衝撃的なラストを描くヒューマンドラマである。
共演は津川雅彦、北原三枝、岡田真澄ら。中平康監督の異様なまでに鋭い演出はトリュフォー監督やゴダール監督にも高く評価され、ヌーベルバーグ運動にも影響を与えたと言われている。
公開当時、作中に描かれた登場人物の無秩序な行動は多くの人々の共感と反発を呼び「太陽族」として社会問題になった。
※原版マスターに起因するお見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことをご了承ください。
※表現において今日では不適切と思われる部分がございますが、製作者の意図を尊重し、当時上映された内容のままで収録しております。
※収録内容は変更となる場合がございます。