映画むすび | 向田理髪店

向田理髪店

向田理髪店

かわりゆく街、変わらない人々

■直木賞作家・奥田英朗の同名小説を映画化!
原作は「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「オリンピックの身代金」「純平、考え直せ」などを送り出し、直木賞などを受賞するベストセラー作家・奥田英朗!

■俳優デビュー35年の名バイプレーヤー高橋克実の”初主演映画”
「筑沢町」で理髪店を営む主人公・向田康彦を演じるのは、本作が”映画初主演”となる高橋克実。
また、東京で働いていたものの突然帰郷し、「会社を辞めたから店を継ぐ」と宣言する息子・向田和昌に白洲迅。
康彦の同級生役で板尾創路と近藤芳正、息子が理髪店の後継ぎになることを素直に喜ぶ母・恭子には富田靖子。
どこにでもいそうな等身大の登場人物たちを細やかでやさしさ溢れる演技で魅せる。

■脚本・監督は森岡利行
NHK『ツレがうつになりまして。』の脚本を担当し、映画『子猫の涙』(2008年)で東京国際映画祭「日本映画・ある視点」
特別賞受賞、深津絵里主演『女の子ものがたり』(2009年)や、北乃きい主演『上京ものがたり』 (2013年)、
本作同様、奥田英朗の原作を映画化した野村周平/柳ゆり菜主演『純平、考え直せ』(2018年)など、様々な作品を手掛けている森岡利行。
深刻になりがちな地方問題を持ち味であるユーモラスでちょっぴり切なく、
そして最後はほっこりさせる世界観を絶妙なタッチで描いている。

■撮影は福岡県大牟田市をメインに行われ、地元の方々の大々的な協力によって、架空の町「筑沢町」の世界観が見事に描かれた!
寂れた元炭鉱町「筑沢町」にある理髪店の親子の葛藤を軸に、過疎化、少子高齢化、介護、結婚難など、
どこの地方も抱える深刻な問題に直面しながらも懸命に生きる人々の姿を通して、現在の日本で忘れられてしまった家族の絆、
人とのつながりの大切さを観る人に思い出させてくれる心温まる物語が誕生!
変わりゆく故郷の中で私たちがこれからどう生きてゆくのか?年代を問わず観る人すべてにやさしく問いかけ、そして答えてゆくそんな映画。

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